2009年1月にバラク・オバマが新大統領に就任した時、世界の多くの人々が、「黒人初の新大統領は、ブッシュ時代の対テロ戦争と決別して、戦争のない世界を実現しようとする理想の指導者なのではないか」と淡い期待を抱いたのではないだろうか。 選挙キャンペーンを通じてオバマは、「イラクからの米軍の撤退」「核なき世界の実現」「イランや北朝鮮との対話」を訴え、ソフトな対外政策のイメージを打ち出して人気を博した。もちろん、オバマ大統領はこうした公約のいくつかを守り、イラクからの米軍撤退を完了させ、当初はイランにも対話を呼びかけた。 だが、こうしたソフトなイメージとは裏腹に、オバマ大統領はブッシュ政権時代に始められた多くの政策を継続し、さらに発展させてきた。特にオバマは、ブッシュ時代に始められた秘密工作のプログラムを劇的に拡大させ、秘密の戦争をエスカレートさせている。 秘密工作の1つが無人機攻撃 その秘密工作
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