奥出雲言葉のポケットブックとDVDを紹介する宇田川和義館長(中央)ら奥出雲弁研究会のメンバー=島根県奥出雲町佐白、奥出雲多根自然博物館 島根県奥出雲町に伝わる方言をまとめた『これぞ奥出雲言葉100選』を地元住民や方言研究者らでつくる奥出雲弁研究会(安部悟会長)が発刊した。観光客や住民同士で楽しんでもらいたいと、活用を呼びかけている。 2022年11月に同会が出した『ほんねぇ がいにおもっせぇ~! 奥出雲ことば』に続く第2弾。メンバーが幼少期によく使っていた言葉などを選び、「トップテン」をイラスト付きで紹介した。残りはあいうえお順に並べて掲載。それぞれ意味や語源を示した。 トップテン入りしたのは主に旧仁多町でよく使われる「ふぁー」など。「(雨が)降る」の意味で、日常会話で使ってもらえるように「明日は雨がふぁーかもしれんがね」と、例文を付けた。 このほか、駆けっこを意味する「とんこう」なども幼
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