江戸時代の地名や地形をデジタルの地図上に再現したサイト、「れきちず」のβ版が公開され、「すごく良い」「時間が溶ける」などと好評を博しています。関東地方……というか「関八州」の地図を自由に拡大・縮小、スクロールして閲覧可能です。 現代的なUIで江戸時代の地図を閲覧できる「れきちず」 現在公開されている範囲は、江戸時代後期(1800~1840年ごろ、文化・文政・天保年間)を想定した関東地方です。当時の地名や街道、水運などがそのままWeb地図に落とし込まれています。 江戸城周辺を拡大 開発したのは、地図会社でデザイナーをしている「地図とかデザインとか(@chizutodesign/関連記事1/2)」さん。既存サービスのように古地図をそのまま使うのではなく、誰にでも分かりやすい「現代の地図デザイン」をむねに、個人で開発しているとのことです。 目標は古代から現在、そして未来までを一貫して閲覧できるW