英北部マンチェスターに英国で初めてのメイド・カフェが誕生し、話題を集めている。昔からフェミニズムが浸透している英国で、メイド・カフェはどう受け止められているのか。「ガーディアン」紙が伝えた。 マンチェスターのメイド・カフェ「アニメイド・カフェ」について、これは倒錯的ミソジニーなのか、それともこうした店はもはやOKの範囲なのかと同紙は疑問を投げかけた。元々は、カフェの窓に貼られた「触るのは禁止」の表示を見た地元の議員が「これはどんな新しい地獄なのか」とツイートしたことから、オンライン上でメイド・カフェに関する活発な議論が展開したもよう。人気ドラマ「テッド神父」の脚本家グレアム・リネハン氏は、メイド・カフェを「インセルのフーターズ*」と呼んだが、一方でこれに対し、家族で安心して食事が楽しめる、アニメ好きのためのカフェに過ぎないという反論も多いという。 *インセル=恋愛やセックスの相手を欲してい