テレビ、雑誌、ネットなどの各種メディアでよく目にするHSP。心理学はいま、HSPについてどのようなことを明らかにしているのでしょうか? 今回はHSPに関する研究をご専門とされる飯村周平先生に、いまわかっていること、そして私たちが日常でよく目にする情報について、ご解説いただきます。 「HSPブーム」の到来と本記事のねらい いま、SNSやメディアでは、HSP(Highly Sensitive Person)という言葉が注目を集めています。精神科医やHSP専門カウンセラー、当事者など、さまざまな肩書をもつ人たちが、書籍を積極的に出版したり、情報を発信したりしています。 例えば、Twitterで「HSP」と検索してみてください。「#HSPあるある」「#HSPさんとつながりたい」「#HSP診断テスト」「#HSS型HSP」などのタグとともに、様々な情報が発信されていることがわかります。また、「生きづら
![HSPブームの今を問う(飯村周平:東京大学・日本学術振興会PD)|「こころ」のための専門メディア 金子書房](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b77955d4f464d1b3bf89fdad7570f57b3ed79ee6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F38651932%2Frectangle_large_type_2_33b4f9b9e26a6f237a92af93a5273aa9.png%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)