若い世代に文化にふれる機会を増やしてもらおうと、奈良県は県立美術館などの4つの県立の文化施設について、高校生以下の観覧料を無料とすることにしました。 県内には奈良市の県立美術館や明日香村の万葉文化館、大和郡山市の民俗博物館、それに橿原市の橿原考古学研究所附属博物館の4つの県立の文化施設があります。 これらの施設の観覧料について、奈良県は若い世代に文化体験を増やしてもらおうと、ことし4月1日から高校生以下もしくは18歳未満を対象に無料とすることを決めました。 窓口で生徒手帳などの提示が必要で、現在休館中の民俗博物館は再開してから適用されます。 県立の文化施設については、海外からの観光客を呼び込もうと15年ほど前から外国人観光客の観覧料を無料としていましたが、県が調査した結果、呼び込みにはつながっていないことがわかり、去年(2024年)4月から有料となっています。 山下知事は「無料化によって子
