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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/Mukke (4)

  • 国境,国民,国家――「民族自決」批判 - Danas je lep dan.

    以前書いた, 分断と同胞――右翼としてとるべき態度について小考 - Danas je lep dan.の続きというか補足的なもの。かなーり観念論なので注意。 いきなり題に入るが,「エスニシティ」や「民族」という枠組みは可変性を持つ。永続する民族はない。俺の属す大和民族や,アイヌ民族,琉球民族というのは,いずれ消えていく,人類の長い歴史の中の泡沫のような存在だ。これは基的前提として共有されねばならない。  そしてまた,排斥を行わない人間集団は存在し得ない。5人を友人にするのならそれは6人目を排斥して集団を作っているということだ。また差異の「発見」や自覚において,何を基準にするか,閾値をどこに設定するかは完全に恣意的だ。いつマジョリティの一員がマイノリティに転換するか,あるいは新しいマイノリティが創出されるかは,完全に状況によるとしか言いようがない。  その上で。抑圧のない共同体は有り得ず

  • 癒えぬ罪,赦されざる罪――引き裂かれたボスナ - Danas je lep dan.

    ひとりの日人が,自分のユーゴスラヴィア内戦体験を綴っている。 戦争の体験談を語るわ その1 - 無題のドキュメント 「戦争の体験談を語るわ」目次 - BI@K accelerated hatena annex, bewaad.com その真偽については何も言わない。僕にそれを検証するだけの能力がないからというのもあるが,仮にこれが創作だったところで,嘘になるのは苦しんで傷ついたひとりの日人の少年だけだからだ。id:ken-tak [2ch][これはすごい][foreign][history] 仮に釣りだとしても、世界にゃ名前や細かい経歴は違ってもソニアもサニャもメルヴィナもカミーユもドラガンも、影は薄かったけどメフメットもカマルもミルコみたいな人間がいて、これからもいるんだろ。はてなブックマーク - 戦争の体験談を語るわ その1 無題のドキュメント 実際にここで描写されたことは,ユーゴ

  • 民族浄化,ジェノサイド,同化政策 - Danas je lep dan.

    どうも「民族浄化」や「ジェノサイド」という語が,歴史学や国際法学上の概念を超えたレッテルとして使われている気がしてならない。国際政治の分野ではいくらも例を挙げられると思うけれど*1,個々人が気にいらない○○国を非難する時に使っていたりする。そういったものの中には,僕の目からみてどうなのかなぁ,と思えるものも少なくない*2。 僕はあくまでユーゴスラヴィア近現代史を勉強するひとりの学生に過ぎないけれど,僕の理解し得る範囲で,「民族浄化」「ジェノサイド」というのはどういう現象なのか,というのを纏めてみたい。なお,ここで論じているのは基的に歴史学上の扱われ方であることを明記しておく。 「民族浄化(ethnic cleansing)」については,基的に以下の事柄が共通認識となっているように思われる。「特定のエスニック・グループの成員を,彼らの故地である特定の領域から追放すること。それによって当該

  • 分断と同胞――右翼としてとるべき態度について小考 - Danas je lep dan.

    なんかこういう議論があったらしい。 Togetter - まとめ「日人「沖縄県民は言うまでも無く日人同胞です。琉球人じゃない。分断するな。寝た子起こすな」」 ここでid:aniotahosyu氏が展開している「分断」論については,既に紹介してくれたひとがいるが,以下のエントリを読んでほしい。 「アイヌ差別には反対だけど」「過去の事を蒸し返すな」 - Danas je lep dan. で,取り敢えずもう議論の中ではなされていることではあるが,aniotahosyu氏の立論を取り上げて批判する。「琉球」ってアメリカが沖縄軍政を正当化するために日から分離させようとして復活させた言葉ですよね!沖縄県民は言うまでも無く日人同胞です。琉球人じゃない。(……)http://twitter.com/aniotahosyu/status/15633756005 まったく意味不明だ。確かに米軍政府が

    kahn77
    kahn77 2010/06/10
    「アイヌや沖縄の人びとが独自の文化を「保守」しようとした時に左翼と手を組まねばならないような事態を,保守派を名乗るのであれば恥じた方がよいのではないだろうか」
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