と語るのは、お笑い芸人のマシンガンズ・滝沢秀一さんです。 滝沢さんはお笑い芸人として活動するかたわら、ゴミ清掃員として働いており、Twitterで『ゴミ清掃員の日常』などを書いています。 ダブルワークをこなし、“働くこと”を考えぬいた滝沢さんは6月に著書『ゴミ清掃芸人の働き方解釈』を発売しました。 今回は同書より一部抜粋し、当たり前に捉えられつつある“働く”ということを見つめなおすきっかけをお届けします。 この時はまだお笑いに対して希望を持っていた20代、30代前半の頃の話で、その軸があればそれでも様々なことを乗り越えることができた。 問題は、ゴミ清掃員を始めて少し経った頃、はじめは「ラッキー、助かったぁ」と思っていたゴミ清掃だったが、時間が経つにつれ、本当はゴミ清掃じゃなくお笑いの仕事だけで生活がしたいと思うようになり、ハードな肉体労働が徐々に精神を蝕んできた。 そして先程も話したお笑い