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2019年9月23日のブックマーク (5件)

  • 中国映画『芳華』が伝える中越戦争と中国人の心の傷

    「中越戦争」の苦戦ぶりを描いた問題作 中越戦争では、中国は「懲罰」の大旗を片手に振り上げながら、ベトナムの奥深くまで攻め込んだものの、実際は対米戦争の経験豊富なベトナムの兵士たちに縦深作戦によってハノイ近くの大部隊集結地まで戦力を削り落とされながら引き摺り込まれた。いざ決戦という局面で体力の尽きかけていた中国軍は「所期の目的が達成された」として全面撤退を決めた。しかしながら、中越戦争の引き金になったベトナム軍によるカンボジア侵入を解消することはできず、一人芝居で終わってしまったような戦争であった。一方で、復権したばかりの鄧小平が軍内基盤を固めるにあたっては中越戦争発動の効果は大きかったと見る向きもある。 いずれによせ、戦場に駆り出された若者が肉体的・精神的に受けたダメージは深刻なものがあった。主人公の一人である文工団の出身で野戦病院の看護を務めた何小萍(ミャオ・ミャオ演)が、戦争後に心を病

    中国映画『芳華』が伝える中越戦争と中国人の心の傷
    kaikaji
    kaikaji 2019/09/23
  • ある中国映画大ヒットの背景に見える「失われた世代」の傷痕(古畑 康雄) @gendai_biz

    相変わらず毛沢東信仰は激しく 2017年の年末、中国社会では「キリスト対毛沢東」のバトルがあった。2期目を迎えた習近平政権が思想、言論の統制を強める中で、やり玉にあがったのがキリスト生誕を記念するクリスマスだった。 湖南省の地方政府はクリスマスを「精神のアヘン」と呼び、共産党員、幹部がクリスマスを祝うことを禁止。各地で商店に飾られたクリスマスツリーやサンタクロースを倒すなどの動きがあった。 一方で人々たちが崇拝したのが、クリスマスの翌12月26日に生まれた毛沢東だった。毛沢東の生誕の地、湖南省韶山では、数万人の毛沢東崇拝者がお祝いに駆けつけ、革命の赤い旗を振り、『東方紅』などの革命歌を歌い、毛沢東像にひれ伏して拝む数多くの「信者」の姿もあった。 だが毛沢東が権力を振るった1960~70年代は文化大革命(文革)のまっただ中にあり、「毛主席」は神格化された一方で、人々はあらゆる思想や行動の自由

    ある中国映画大ヒットの背景に見える「失われた世代」の傷痕(古畑 康雄) @gendai_biz
    kaikaji
    kaikaji 2019/09/23
  • 体制側が語る香港デモ「政府は完全に判断を誤った」「警察はもう限界だ」――大物議員に聞いた | 文春オンライン

    香港で逃亡犯条例改正案問題を発端に発生した大規模な抗議運動は、発生から100日以上が経った現在も収束の気配を見せない。この事件は日国内でも比較的関心が高く、催涙弾が飛び交う激しい衝突現場のレポートやデモ参加者の肉声、事態の背景などが数多くのメディアで報じられてきた。 意外と少ない「体制側」の意見の報道 だが、意外と少ないように思えるのが香港の「体制側」の意見の紹介だ。 もちろん、香港政府は北京の中国政府の強い影響下にあり、重要な政策決定は北京の意向に従わざるを得ないのだが、いっぽうで香港の立法会議員(国会議員に相当)の一部は普通選挙で選出され、市民にはデモ活動や体制批判的な言論も許されている。ゆえに中国内地と比較して、香港政府はある程度までは民意を汲み取った政治をおこなうことが求められている。 今回、私があえて話を聞いたのは、香港政界では建制派(中国に融和的な体制派)とみなされる立法会議

    体制側が語る香港デモ「政府は完全に判断を誤った」「警察はもう限界だ」――大物議員に聞いた | 文春オンライン
    kaikaji
    kaikaji 2019/09/23
  • SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト

    サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ

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    kaikaji 2019/09/23
  • モンスター・中国の世界的脅威と日本がすべきこと - 吉岡桂子|論座アーカイブ

    モンスター・中国の世界的脅威と日がすべきこと かつて鄧小平の改革開放に期待した世界的経済学者コルナイ・ヤーノシュは今、何を思う 吉岡桂子 朝日新聞編集委員 世界を揺るがせた1989年のふたつの事件中国が民主化を求めて街を出た市民を戦車で弾圧した天安門事件と東西ドイツを隔てていたベルリンの壁の崩壊から、30年が過ぎました。主著のひとつで80年に出版された『不足の経済学』で、国境を超えて社会主義圏で体制改革を目指す知識人らに大きな影響を与えたハンガリーの経済学者コルナイ・ヤーノシュ氏(91)は今、何を思うのか。ブタペストの自宅で話を聞きました。かつて鄧小平氏が進めた改革開放に期待を寄せていた社会主義研究と移行経済の泰斗は、建国70周年を迎えて膨張を続ける中国を「モンスター」と呼んでいました。(聞き手 吉岡桂子・朝日新聞編集委員) コルナイ・ヤーノシュ 1928年ブタペスト生まれ。共産党機関

    モンスター・中国の世界的脅威と日本がすべきこと - 吉岡桂子|論座アーカイブ
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    kaikaji 2019/09/23