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2021年11月21日のブックマーク (3件)

  • 書評:フィリップ・ショート、山形浩生訳『ポル・ポト ある悪夢の歴史』(白水社、2008年)

    書評:フィリップ・ショート、山形浩生訳『ポル・ポト ある悪夢の歴史』(白水社、2008年) 西川伸一『プランB』第21号(2009年6月)62頁。 今年3月にカンボジアの旧ポル・ポト政権元幹部を裁く特別法廷が、ようやく審理を開始した。「民主カンプチア」とよばれたポル・ポト支配下の1975年4月から1979年1月まで、カンボジアではまさに「悪魔の飽」が展開された。わずか3年8か月と20日の間に、当時の人口700万人のうち150万人が死に追いやられたのである。 「囚人は街の病院で使うために血液を抜かれた。「かれらはポンプを使った」と、ある看守は振り返る──「囚人の血がなくなって、ほとんど息をしなくなるまで採血を続けた。……用済みになると、死体は穴に投げ込まれた」」(561頁)「メイ・マクはプルサットのジャングルの中で人間が共いをするのを目にしていた。一人の女性が自分の子どもをべたケースは

    kaikaji
    kaikaji 2021/11/21
    現代カンボジア政治、および現在の対中従属について理解する上でも、やはりこの本は外せない。
  • 芝健介『ヒトラー』(岩波新書) 7点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

    11月10 芝健介『ヒトラー』(岩波新書) 7点 カテゴリ:歴史・宗教7点 『ホロコースト』(中公新書)などの著者が岩波新書から出す「ヒトラー」というド直球なタイトルのであり、しかもページ数を増やさない方針の岩波新書にもかかわらず、文だけで360ページのボリュームというものになっています。  ヒトラーの評伝については、ナチスのやったことすべてをヒトラーによるものだとすると、ヒトラーを良くも悪くも「すごい人物」として描くことなってしまいますし、逆に当時の社会状況や周囲の人物の影響を重点的に書くと、今度はヒトラーの責任が薄まってしまうというジレンマがあります。 このジレンマに対して、書はヒトラーの人物像、当時の社会状況、周囲の人物のすべてを書くことで、政治軍事において傑出した人物ではないが、ナチスの蛮行の責任を追うべき人物としてのヒトラーを描き出そうとしています。 このため、ページ数が増

    kaikaji
    kaikaji 2021/11/21
  • 2021.11.20 中央経済工作会議に向けてスタート : 佐々木智弘の今日の『人民日報』で中国新政治が読める2(since 2021.1.1)

    佐々木智弘の今日の『人民日報』で中国政治が読める2(since 2021.1.1) 現代中国政治、外交を勉強しています。今日の『人民日報』をこんな風に読んでみました。 「佐々木智弘の今日の『人民日報』で中国政治が読める3(since 2024.1.1)」も公開中 https://zzmzhchina3.livedoor.blog/ ★(2面)18日、李克強が、経済情勢に関する専門家・企業家との座談会を開催した。韓正、胡春華、劉鶴らが出席した。温彬(中国民生銀行首席研究員)、賀俊(中国社会科学院工業経済研究所研究員)、大唐集団、無錫一綿紡績集団、深圳精鋒医療科技公司の責任者が発言した。 李克強の発言で気になった部分は以下のとおり。 ー現状認識「現在、国内外情勢は依然として複雑で厳しく、わが国の経済には新たな下方圧力が出現している。高い基数の上で多くの挑戦に直面する運行は安定を保持しなけ

    2021.11.20 中央経済工作会議に向けてスタート : 佐々木智弘の今日の『人民日報』で中国新政治が読める2(since 2021.1.1)
    kaikaji
    kaikaji 2021/11/21
    "段階的な減税・費用引き下げ措置を研究採用し、研究開発費用の加算控除、付加価値税の控除留保税額還付などの政策を完成させ、製造業企業や中小零細企業、個人経営者の困難解決イノベーションのレベルアップを支持"