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2022年10月1日のブックマーク (6件)

  • 戦争とロシア文学:「大ロシア主義」で一致する作家ソルジェニーツィンとプーチン大統領の決定的な違いとは 岩本和久 | 週刊エコノミスト Online

    ノーベル賞作家のアレクサンドル・ソルジェニーツィン氏 帝政ロシアをたたえ、ロシア人とウクライナ人の一体性を強調した作家ソルジェニーツィン。その理念はプーチン大統領と重なるが、両者には大きく異なる点がある。 ウクライナ戦争をめぐる報道には、ロシアを絶対的な悪とみなす「悪魔化」が目立つ。あたかも冷戦期の東西対立が繰り返されているかのようだ。だが、社会主義と資主義の対立、「自由なき社会」と「自由な社会」の対立であった冷戦期と、今の状況はきちんと重なるものではない。 たとえば、ノーベル賞作家のアレクサンドル・ソルジェニーツィン(1918~2008)はソ連政権に迫害され、欧米社会に支持されたわけだが、帝政ロシアを讃えるその思想は、ソ連体制はもちろん欧米の民主主義とも対立するものであり、むしろ、強権的なプーチン体制に重なるのである。ソルジェニーツィンが西側社会と立場を同じくしたのは、反ソという立場だ

    戦争とロシア文学:「大ロシア主義」で一致する作家ソルジェニーツィンとプーチン大統領の決定的な違いとは 岩本和久 | 週刊エコノミスト Online
    kaikaji
    kaikaji 2022/10/01
    "ソルジェニーツィンもリモーノフも多数派に異を唱えた異論派だということだ。2人とも敗者の味方だったのだ。そして、ソ連やソ連後の体制にあらがっていたがゆえに、欧米社会から支持されていた"
  • 2022.8.19 第20回党大会のキーワード : 佐々木智弘の今日の『人民日報』で中国新政治が読める2(since 2021.1.1)

    佐々木智弘の今日の『人民日報』で中国政治が読める2(since 2021.1.1) 現代中国政治、外交を勉強しています。今日の『人民日報』をこんな風に読んでみました。 「佐々木智弘の今日の『人民日報』で中国政治が読める3(since 2024.1.1)」も公開中 https://zzmzhchina3.livedoor.blog/ ★(1面)16~17日、習近平が、遼寧省を視察した。丁薛祥、劉鶴、陳希、何立峰が同行した。 17日には、駐瀋陽部隊大校以上領導幹部、団級単位主官に接見した。張又侠が同行 習近平の発言で注目したのは以下の部分。 ―「党中央の決定、配置を貫徹し、穏中求進工作の総基調を堅持し、感染予防・抑制と経済社会発展工作を統一的に計画し、発展と安全を統一的に計画し、完成で正確で全面的に新発展理念を貫徹し、断固ゆらぐことなく高い質の発展を後押しし、しっかりと共同富裕を推進し、

    2022.8.19 第20回党大会のキーワード : 佐々木智弘の今日の『人民日報』で中国新政治が読める2(since 2021.1.1)
    kaikaji
    kaikaji 2022/10/01
  • リベラル21 求職難と求人難の同時発生、これを中国政府はどうさばくか

    kaikaji
    kaikaji 2022/10/01
    "若者の失業率が高いのと同時に、多くの企業とりわけ製造業は人手不足である。青年の求職難と製造業の求人難の『両難』併存現象、これは中国労働市場の構造的矛盾が突出したものである"
  • 迫る大量リストラ、理研研究者が募らせる危機感

    理化学研究所が計画する、2023年3月末で有期雇用が通算10年(2013年4月1日が起算日)になる研究者の大量雇い止め期限が迫ってきている(詳細は日配信の記事「理研、大量リストラまで半年「4月1日」巡る攻防」に)。だが、現時点で訴訟を起こしたのはチームリーダーの職にある1人だけだ。多くの研究者が訴えないわけとは―。研究者のレームダック化を招く雇い止め問題は、日の研究の発展にも暗い影を落としている。 「新しいポストに就くためにあちこちに応募してみているが、まったくだめ」 理研から2023年3月末で雇い止めされる見通しの研究者A氏(50代男性)は、10通以上にのぼる不採用通知の束を見せながら、肩を落とした。A氏は、2013年4月以前から理研に所属しており、理研でのキャリアは10年以上になる。いま手掛けている研究は国からの科学研究補助金を獲得しており、2023年4月以降の予算もまだ残っている

    迫る大量リストラ、理研研究者が募らせる危機感
    kaikaji
    kaikaji 2022/10/01
    "たった1人の訴訟だが、その意味するところは小さくない。理研側と研究者側双方にとって、勝ち方や負け方は内容次第で、後の訴訟にも波及しうるからだ"
  • ノア・スミス「戦争経済: アメリカは中国に科学で後れをとりつつある?」(2022年8月21日)

    [Noah Smith, “The War Economy: Is America falling behind China in science?” Noahpinion, August 21, 2022] いや,いまのところはそんなことない.でも,差をつけたままでいるためにはいま手を打った方がいいよ この記事は,国際競争によってアメリカ経済の様相がどう変わりうるかについて話す連載の3目だ.1目はこちら.2目はこれ. 冒頭においた画像から予想できた人もいるかもね.テクノロジーでライバルたちにアメリカが後れをとりつつあるって報道に接すると,ぼくはちょっとばかり複雑な気持ちになる.冒頭の画像は,『博士の奇妙な愛情』からとってきた.あの映画は,(他にもあれこれあるけど)冷戦時代にアメリカが「ミサイル格差」に取り憑かれていた様を風刺してる. 一方では,いま対ロシアや対中国アメリカが経験し

    ノア・スミス「戦争経済: アメリカは中国に科学で後れをとりつつある?」(2022年8月21日)
    kaikaji
    kaikaji 2022/10/01
  • アダム・トゥーズ「2022年、極右(?)メローニの『イタリアの同胞』に投票するのはどんな人?」(2022年9月26日)

    Chartbook #154 Who is going to vote for Italy’s right-wing coalition? Posted by Adam Tooze,on Sep 23, 2022 我々の多くは、この事態にならないことを願っていたのだが…。 マリオ・ドラギ政権の早すぎる崩壊に端を発した日曜日のイタリアの総選挙では、ベルルスコーニの「フォルツァ・イタリア」、マッテオ・サルヴィーニの「同盟」、ジョルジャ・メローニの「イタリアの同胞」による右派連合が決定的な勝利を収めそうだ。中道左派政党「民主党」は、世論調査ではそこまで悪くなく、得票率では2位となりそうだ。しかし、「民主党」は効果的な連立を組める見込みがないため、敗北する運命にある。 世論調査で決定的な差をつけてリードしているのは、「イタリアの同胞」である。「イタリアの同胞」は、2012年12月に、かつて存在した

    アダム・トゥーズ「2022年、極右(?)メローニの『イタリアの同胞』に投票するのはどんな人?」(2022年9月26日)
    kaikaji
    kaikaji 2022/10/01
    "「イタリアの同胞」に投票する人は、どんな動機で投票するのだろう? 答えとしては、「文化や信仰に基づいている」となる。これははっきりと可視化されている。イタリアの有権者間の根本的な分裂は、宗教が原因"