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ブックマーク / okemos.hatenablog.com (6)

  • クルーグマン:中国、壁にぶつかる - P.E.S.

    またクルーグマンの翻訳です。今回はクルーグマンが中国経済の問題について書いてたので、訳してみました。クルーグマンは中国については以前から色々と批判的な事をかいてますが、中国の景気悪化について書いたのは初めてじゃないですかね? クルーグマンは90年代に東アジア金融危機が起こる前に、東アジア経済の経済成長鈍化の可能性についてのエッセイを書いた事がありましたが、今回はどうなりますかね。 誤訳・タイポ等ありましたら、コメント欄によろしくお願いします。 中国、壁にぶつかる 2013年7月18日 経済データなんてものは、その全てが奇妙なつまらなさを持ったSFの一ジャンルとみるのが良いようなものなのだが、しかし中国のデータは大抵のものよりもさらにフィクションじみている。秘密主義の政府、統制された報道、そしてこの国のとんでもないサイズを加えると、中国で実際に何が起きているのか判断するのはその他の主要国につ

    クルーグマン:中国、壁にぶつかる - P.E.S.
    kaikaji
    kaikaji 2013/07/19
  • QE2について  グレッグ・マンキュー - P.E.S.

    このあいだ、連銀の量的緩和に反対する経済学者を含む保守派の人達による連銀への公開書簡(邦訳)が出されましたが、それに保守派の経済学者であるマンキューは署名をしませんでした。またそれ以外でもマンキューは特にQE2に触れていないので、たとえばクルーグマンなどから「マンキューはどうなんだよ」とつっこまれたりしていました*1。ですがようやくそのマンキューが量的緩和に反対ではないという意見を表明しましたので、訳しておきます。政治的な理由から量的緩和の危険性も強調されてはいますが、基的にはクルーグマンと同じ、良いことだけど大して効果は期待できないという立場ですね。 QE2 グレッグ・マンキュー 2010年11月17日 連銀の今回の量的緩和についての私の意見を何人かから尋ねられた。とくに、最近の連銀の行動に批判的な保守派経済学者達による公開書簡に私が署名しなかった事についてだ。 私の見解は、QE2はま

    QE2について  グレッグ・マンキュー - P.E.S.
    kaikaji
    kaikaji 2010/12/01
  • クルーグマン:AEAでのレクチャー 「危機」 - P.E.S.

    クルーグマンがアメリカ経済学会での年次例会でレクチャーを行ったそうです。一応、ノーベル賞レクチャーということで、ノーベル賞を受けた研究についてのものなんですが、ご人がそちらのメインである貿易についての研究にはいまあまり興味がないようで、かわりに自分の別の研究分野である通貨危機のモデルをもとにして今回の金融危機ついて語られています。で、その原稿をアップしていたので、訳しておきました。 (追記:T-norfさんのコメント、およびssuguruさんとnight_in_tunisiさんからの助言を受けて、訳を一部修正しました。ありがとうございます。) 危機 ポール・クルーグマン 20101月 これは公式にはノーベル・レクチャーと題されていますから、私はその賞を受ける事になった研究について語ることを期待されているとは思います。しかし...私やその他多くがおこなった収穫逓増貿易や経済地理学についての

    クルーグマン:AEAでのレクチャー 「危機」 - P.E.S.
    kaikaji
    kaikaji 2010/01/10
  • クルーグマン:金融取引課税 - P.E.S.

    えー、またクルーグマンのコラムの翻訳です。またしばらく時間の余裕ができそうですので、当分、SFと経済関係の翻訳を交互にやっていこうと思います。もっとも経済関係といっても、クルーグマンのコラムとかのそんなに専門的ではない、訳しやつものになりますが。今回のクルーグマンのコラムのトピックはトービン税です。グーグルでニュース検索をすると、ヨーロッパの方でもりあがっているようですね。このコラムではクルーグマンの政治的スタンス(ウォール街への強い批判的な立場、オバマ政権の中道志向への批判)がよく出てると思います。それから90年代中に自身が反グローバリズム批判を行っていた過去も、ちょっと浮かんでますねぇ。 投機課税 ポール・クルーグマン 2009年11月26日 金融投機を抑えるために、課税を行うべきだろうか?べきだ、と世界の2大金融中心地の一つ、ロンドンのシティを監督する英国政府高官は述べている。その他

    クルーグマン:金融取引課税 - P.E.S.
  • マクロ経済学の暗黒時代、あるいはクルーグマンはハリ・セルダンになろうとたいのか? - P.E.S.

    クルーグマンのブログエントリーの翻訳です。これも財政政策に反対する保守派経済学者を批判するものなんですが、無茶苦茶言葉が厳しい。冗談ぽくしつつも、よくここまで言えるな、と思います。でもそういうものの方が読んでて面白いですね。ところで、クルーグマンはアシモフのSF「ファウンデーション」シリーズのなかに出てくる心理歴史学という架空の学問に興味をもった事が経済学へのかかわりの第一歩だったようですが、そのシリーズの中では心理歴史学を作り出した数学者ハリ・セルダンは銀河帝国崩壊後の暗黒時代の短縮のためにファウンデーションと呼ばれる文明の飛び地の創設を行います。もしかしたらクルーグマンも結構そういう気分なのかな、と訳していて思ってしまいました。 追記:ssuguruさんの指摘を受けてタイポを修正しました。ssuguruさん、ありがとうございました。 マクロ経済学の暗黒時代 (ちょいむず)  ポール・ク

    マクロ経済学の暗黒時代、あるいはクルーグマンはハリ・セルダンになろうとたいのか? - P.E.S.
  • コクラン、テイラー、ベッカー、バロウ - P.E.S.

    タイトルは、ジョン・ル・カレの作品のパロディーのつもりでした。すいません。でも、すべてはテイラーが悪いんです。 さて、池田先生がマンキューによる財政政策に懐疑的な経済学者のリストというのをご自身のブログに載せてられました。まあそれは保守派経済学者のリストみたいなものです。財政政策についての議論が活発化してきた去年より、この財政政策に懐疑的な経済学者と賛成の経済学者の間でのやり取り、というか主張の言いぱなしパワーボム連発みないなのがずっと行われています。で、この池田先生によるリスト掲載がちょうどいい機会かとおもいますので、賛成派経済学者による懐疑派経済学者批判を訳す事にしました。勿論、賛成派経済学者とはクルーグマンですね。あとデロング。批判されているのは、リストに載っている人達のうちの、バロー、ベッカー、クコラン、テイラーです(この順番で訳してます)。勿論批判やら再批判やらはこのほかにも一杯

    コクラン、テイラー、ベッカー、バロウ - P.E.S.
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