2010年末に国産電子書籍サービスとして鳴り物入りで登場したシャープの「GALAPAGOS」。しかし、2011年9月にはそれまでラインナップされていた大小2種の専用端末の販売終了を発表。「電子書籍事業から撤退するのでは」という観測も流れた。 現在は、 Android 3.2を搭載したメディアタブレットGALAPAGOS 2機種に加え、他の Android端末向けにGALAPAGOSアプリを提供しており、シャープ製以外のスマートフォン・タブレット端末でも電子書籍サービスを利用することが可能だ。ここに至るまでには、専用端末のAndroid OS化(汎用化)、コンテンツ調達を目的としたCCCとの提携を解消するなど、紆余曲折を経ている。 2年目を迎えたGALAPAGOSはどこに向かおうとしているのだろうか? 担当者である通信システム事業本部ネットワークサービス事業推進センターの辰巳剛司氏(同センタ