ホロドモールによる餓死者とされる写真[要出典]。群集が集まる中、路上に放置されている。 ホロドモール（ウクライナ語: Голодомо́р; ロシア語: Голод в Украине; 英語: Holodomor）は、ウクライナ語で飢え・飢饉を意味するホロド（ウクライナ語: Голодо[注釈 1]）と、殺害[注釈 2]、絶滅、抹殺、または疫病[2]を意味するモル（мо́р）との合成語[3]・造語 [1]で、飢餓による殺害 (death by hunger) を意味する[4][5][注釈 3]。具体的には、1932年から1933年（または1934年[注釈 4]）にかけてウクライナ・北カフカース・クバーニなどウクライナ人が住んでいた地域をはじめ、カザフスタンなど、ソビエト連邦各地でおきた大飢饉を指す[6][7]。この飢饉は、当時のソ連のスターリン政権による計画的な飢餓、または不作為による人

宇佐市を流れる駅館川の下流では、伝統の青のり漁が２５日から始まりました。 青のりは淡水と海水が交わる汽水域に多く生息し、宇佐市を流れる駅館川の下流では、毎年、この時期に漁が行われています。 ことしも、川底の石に張り付いて１メートルほどに成長した青のりが収穫期を迎え、２５日午前８時ごろから地元の河川漁協の組合員たちが漁を始めました。 組合員たちは、先端がかぎ状になった長い棒を使って川底をさらい、鮮やかな緑色の青のりを次々と取っていました。 青のりは真水で泥や小石を丁寧に洗い流して、天日で乾燥させたあと出荷されます。 漁協によりますと、ことしは例年より成長がよく、漁の期間を通じて、好調だった去年と同じ６００キロ程度の出荷量が見込めるということです。 近年、天然の青のりは希少なため、駅館川で取れたものは、市場では１キロあたり１万円以上で取り引きされるということです。 長洲河川漁業協同組合の芳賀英

昨年１２月に開催したモニターツアーでカツオをさばく漁師。好評だったという（和歌山県のすさみ町観光協会提供） 和歌山県のすさみ町観光協会は２月５日、町のブランドである「すさみケンケン鰹」の魅力を伝えるオンラインツアーを開く。視聴だけの場合は無料だが、それに加え有料分として後日にカツオが自宅に届き、町の自然を体感できる企画も合わせて用意した。協会では「まずは画面越しに町を知ってもらい、実際の来訪につなげたい」と話している。 「すさみケンケン鰹」は、ひき縄漁（ケンケン漁）で捕り、町に水揚げするカツオのことで、和歌山南漁協が商標登録している。協会は、地域を代表する産業を誘客の手段に生かそうと考えた。 オンラインツアーは午前１０時～１１時１５分の予定。ビデオ会議システムＺｏｏｍ（ズーム）を使う。ケンケン漁を紹介するほか、見老津漁港で漁師の男性がカツオをさばく様子を中継する。町内のお薦めスポットを紹介

2013年、日本と台湾の間で尖閣諸島周辺での台湾漁船の操業を認める「日台民間漁業取決め」が結ばれた。これにより、台湾漁船は尖閣周辺の排他的経済水域（EEZ）で自由に操業できるようになり、マグロの漁獲量を増やした。 この背景には尖閣をめぐり、中国と台湾が接近するのを阻止したい当時の日本政府の思惑があったが、その一方で漁場を失った沖縄・九州の漁師は窮地に追い込まれていく。漁業経済学者の佐々木貴文氏が、人知れず繰り広げられる「海上の紛争」の実態を描く。 ※この記事は『東シナ海　漁民たちの国境紛争』（角川新書）からの抜粋です。 尖閣漁場を失う八重山と九州の漁業者 （沖縄県）石垣市の八重山漁協に所属するはえ縄漁業者は、4月から7月にかけて先島諸島と尖閣諸島の間を流れる海流に沿ってクロマグロを漁獲してきた。それ以外の時期は、キハダやビンナガも狙う。「日台民間漁業取決め」の「三角水域」が、距離的にも資源

太平洋クロマグロの漁獲上限が今年から引き上げられた。日本などの乱獲で一時は絶滅の懸念すらあったが、規制の効果が表れているとして緩和された。 だが、資源回復は道半ばだ。日本を含め関係国・地域は実効性のある対策を続ける必要がある。 クロマグロはすしネタや刺し身に使われる高級食材である。日本は最大の消費国だ。 太平洋では1961年に約15・6万トンあった親魚の資源量が、2010年には約1・1万トンまで減少した。このため、26カ国・地域が加盟する中西部太平洋マグロ類委員会（WCPFC）が規制強化に乗り出し、15年に国・地域ごとの漁獲枠を設定した。 日本政府は都道府県や漁法ごとに細かく枠を設け、違反した漁業者には操業停止などの厳しい措置を導入した。未成魚の保護に重点が置かれ、現場では網にかかっても放すなどの対策を講じている。 こうした取り組みの結果、資源量は回復傾向にある。14年に太平洋クロマグロを

青瓦台（チョンワデ、韓国大統領府）の朴洙賢（パク・スヒョン）国民疎通首席秘書官が２５日、文在寅（ムン・ジェイン）大統領の最近の中東３カ国訪問に「外遊性歴訪」という指摘が出ていることに関連し、該当国の要請による訪問だったと説明した。 朴洙賢氏はこの日、ＴＢＳラジオ番組「キム・オジュンのニュース工場」のインタビューで「文大統領に会いたいと要請する国が３０カ国以上も列に並んでいる」とし、このように主張した。 朴氏は「過去には我々が先進国の首脳に会うことを要請したが、今はもう我々の国格が高まった」とし「任期末だが（我々は）水素・防衛産業（分野）の強みがあるだけに中東国家の強力な訪問要請があった」と強調した。 朴氏は文大統領の中東３カ国訪問の成果の一つとして防衛産業の輸出を挙げながら「（エジプトと交渉中の）Ｋ９自走砲問題も実務的に交渉をしていて、いつか結果が出るはずだが、大統領の首脳外交はこうした部

高知県かつおの藁焼きたたき通販専門サイト 『門田道場』公式サイトを1月22日にオープン 公式サイト開設記念！20％offキャンペーン実施！ WEB広告代理事業を中心に行う株式会社Redcomet(本社：東京都渋谷区、代表取締役：橋本 渉)は、2022年1月22日に『高知県かつおの藁焼きたたき通販専門サイト｜門田道場』の公式サイトを開設しました。公式サイト開設記念として、20％offキャンペーンを実施します。 門田道場公式サイト 高知県かつおの藁焼きたたき通販専門サイト｜門田道場 https://warayaki.jp ■門田道場の開設背景 高知県出身の株式会社Redcometの代表取締役である橋本 渉が長年に渡り、数多くのかつおのたたきを吟味する中で出逢った、高知県でその道30年以上を数える“藁焼き師”と称される門田さんが手がける「かつおの藁焼きたたき」を「全国の皆さまにも最高のかつおの藁

解禁日に小長井産カキを買い求める人たち＝長崎県諫早市で2021年12月11日午前9時51分、杉山恵一撮影 諫早湾の冬の味覚、小長井産のカキの水揚げが今季も伸び悩んでいる。湾内の海水温の上昇によりカキの成長が遅れているためで、水揚げ量は3年連続で例年の半分の100トン程度にとどまる見通しだ。【杉山恵一】 小長井産カキの養殖は、国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防締め切り後の1999年に本格的にスタート。身の大きさと濃厚な甘さが特長で、「小長井牡蠣（　かき　）」のブランドで知られ、現在は39業者が養殖に取り組んでいる。 諫早湾小長井漁協によると、小長井産のカキは2010年代は年間約200トンの水揚げがあったが、近年は台風などの影響で伸び悩み、19、20年と例年の約半分ほどに減少した。このため、宮城県からの稚貝を1カ月有明海で育てた「小長井育ち」のカキの販売も始めた。

「テラスで距離確保」 桟橋の海上レストラン（志摩市で）　「的矢かき」で知られる志摩市磯部町的矢の佐藤養殖場が、海辺で新鮮なカキを楽しめる直営飲食店「的矢かきテラス」を、２６日にオープンする。 海に面したオープンテラス席を設けた２階建ての店舗と、桟橋の上で食事ができる海上レストランの計１２０席。１９２５年（大正１４年）に創設された佐藤養殖場が、的矢かきをコロナ禍でも開放的な場所で安心して食べてもらいたいと企画した。 「カンカン焼き」を紹介する浜地社長（志摩市で）　あられの缶にカキを入れ、卓上コンロで蒸し焼きにする「カンカン焼き」（６個入り１９８０円）をはじめ、生カキ（３個セット９９０円）、カキフライ定食（１７８０円）などを的矢湾を眺めながら味わえる。夏場も、岩ガキや海鮮バーベキューなどを用意する。 出荷の最盛期を迎えたとき、トンガ近海の海底火山の噴火による潮位変化で、養殖いかだ約２５０基のう

能登沖で水揚げされる天然フグを使った新商品発表会が２３日、七尾市府中町の道の駅能登食祭市場であり、唐揚げやレトルトカレーなど土産品が並んだ＝写真。 観光促進などに取り組む「ななお・なかのとＤＭＯ」が、観光庁の補助で進める地域観光資源を磨き上げる実証事業の一環。事業者に商品開発を依頼していた。土産品はしゃぶしゃぶセットや七尾湾の特産「能登かき」などを詰め込んだ春巻き、押しずしなど９品。飲食店などはフグのすしコースやラーメンなど５品を開発しパネルで紹介した。 金沢市の会社員塚越寛之さん（４１）は「加工するといろんな楽しみ方ができると感じた」と話した。能登ふぐ事業協同組合の杉原省理事長は「能登と言ったらフグとなるよう、今後もＰＲしていきたい」と語った。（稲垣達成） ＜ユースクが調べます！＞　北陸中日新聞「Your Scoop（ユースク）～みんなの取材班」は、無料通信アプリLINE（ライン）でつな

カキの養殖では百年近い歴史を持ち、ブランド「的矢かき」で知られる三重県志摩市の佐藤養殖場。水揚げしたばかりのカキを提供するレストランを今月26日、養殖場内でオープンさせる。昨年、経営を引き継いだ社長が「生き残るためには水産も6次産業化が必要」と新たに挑戦する。 的矢湾の奥部にある佐藤養殖場。木造2階建ての新築のレストランがある。「的矢かきテラス」。1、2階にそれぞれ外に面したテラス席があり、桟橋でつないだ海上席もある。計120席。新型コロナ対策も考えた、開放性の高い造りになっている。 佐藤養殖場は1925（大正14）年に故佐藤忠勇氏が創業。いかだにカキをつるして1年ほどで出荷できる効率的な「垂下式養殖方法」を確立。紫外線で殺菌した海水でカキを浄化し、生で食べられる技術も完成させた。今も生のカキのみを出荷している。「的矢かき」のブランドで知られ、県の「三重ブランド」にも認定されている。地元に

競り落としたばかりのマグロをさばく松野貴紀さん。１匹を１０分ほどで手早く解体する＝１８日、岐阜市茜部新所、市中央卸売市場

株式会社クリーク･アンド･リバー社（以下C&R社）は、八戸前沖さばブランド推進協議会（青森県）の主催で実施するイベント「八戸前沖38week2022」に協力いたします。 ▼本イベントの詳細 https://peatix.com/event/3126359/view?k=158fc53fbbf66a58f75a96dd11ea07465a1d1942 “八戸前沖さば”とは、（1）八戸前沖さばブランド推進協議会が認定した期間に（2）三陸沖以北の日本近海で漁獲され、（3）八戸港に水揚げされたさばのことを指します。飲食業界では、「日本一脂の乗った鯖」との呼び声も高く、協議会では毎年厳格な基準に則ってブランドを認定しています。昨年12月22日の時点で「八戸前沖さば」として認定されたサバの量は、八戸市におけるサバ全体の水揚げ量の僅か1％という希少なブランド“サバ”です。 今回のイベントは、八戸前沖さば