宮城水産高で26日、キャベツなど4種類の餌を与えて育てたウニの食味実習があった。生徒たちは餌によって味に微妙に違いが出ることを実感。産官学で進むウニの低コスト型陸上養殖への挑戦を後押しする成果に、学校は新たなステップへの手応えをつかんでいる。 県漁協寄磯前網支所の協力を得て、石巻市前網浜沖で5月下旬に採取したキタムラサキウニ200個を同校栽培漁業実習場の畜養プールに移し、生物海洋類型3年の18人がキャベツ、白菜、ホヤ、昆布の4種類の餌を、それぞれ50個ずつのウニに与えて約2カ月育てた。 試食は全員で行い、4パターンの成長具合と味を確かめた。その結果、いずれの餌で育てた場合でも成長はよく、味はキャベツが一番甘みが強く、人によっては苦手な磯臭さがほとんどなくなった。 白菜はウニの食味は残るものの、野菜の風味をやや強く感じた生徒が多かった。ホヤは、ホヤ独特の苦みが強くなり、磯の風味も一段と増した
「イカなんてさばきたくない」 1981年生まれの鈴木さんは幼少のころから、共和水産の息子として地域住民に知られていましたが、当時家業を継ぐ気は全くありませんでした。 「イカを加工する会社なんてダサい。都会に行って派手に暮らしたい」と思っていたと打ち明けます。 中高時代は6年間ソフトテニス部に所属。高校時代に県大会3位になり、2000年4月にスポーツ推薦で仙台市の大学に進みました。 しかし、鈴木さんは遊びやバイトに明け暮れ、02年春に退学し、その後は仙台の繁華街・国分町のダイニングバーで働きました。 「当時、耳や鼻にピアスを開けてツンツンの髪をしていて、地元ではホストクラブで働いているのではとうわさされるほどでした。料理や食べることが好きで、バーテンにあこがれていました。バイトリーダーから社員になり、そこからホールチーフになって、最後には店を任されていました」 家族からは反対されていたといい
ワカメの芯抜き作業を体験する親子ら 海や水産について理解を深めてもらおうと、釜石市平田の県水産技術センター(神康俊所長)は23日、「公開デー」として庁舎を一般開放した。三陸沿岸に生息する魚介類、養殖水産物などを展示して同センターの研究内容を紹介。子ども連れの家族が多く訪れ、海の生物とのふれあい体験を楽しんだ。 カラフルな魚拓やペットボトルを使った顕微鏡づくり、塩蔵ワカメの芯抜き作業体験などのコーナーが並んだ。地域未利用資源を活用した食品技術の開発やフィードオイル(魚油)などを添加した餌によるサケ稚魚の成長促進についての研究などをパネルで紹介。県が誘致を目指している超大型加速器、国際リニアコライダー(ILC)に関する展示コーナーも設けられた。 公開された漁業指導調査船「岩手丸」 家族連れらが船内見学を楽しんだ 漁業指導調査船「岩手丸」(154トン)も公開。船内には海洋の水温調査、底引き網漁で
Published 2022/07/29 12:30 (JST) Updated 2022/07/29 12:32 (JST) 海岸に石垣を築き、潮の干満を利用して魚を捕る漁法「スケアン」が行われていた長崎県五島市三井楽町大川地区の海岸で、住民らが修復に取り組んだ。復活後は、子どもらの漁の体験活動への活用を目指す。 住民らは、同市のNPO法人カメリア五島などでつくる五島里海里山協議会(永冶克行会長)。環境省の支援を受け、昨年から三井楽町に残る伝統的景観「円畑(まるはた)」や周囲のツバキ林の保全管理に取り組んでいる。 大川地区のスケアンは、地元住民が2カ所で計約80メートルにわたって石垣で入り江を仕切り、潮が引いた後に取り残されたミズイカなどを捕っていたという。約60年前に石垣が崩れた後は、使われなくなっていた。 同協議会は12日から干潮時に作業を開始。カメリア五島のメンバーらが数日間かけ、
国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産資源研究所が、今後(令和4年8~12月)の道東~常磐海域におけるサンマの漁況を「来遊量は昨年を上回るが、依然として低水準」と発表しました。 1.趣旨 国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産資源研究所が、関係試験研究機関による資源調査結果等を踏まえて、今後の道東から常磐海域における海況及びサンマの漁況見通しを取りまとめました。 本漁海況予報は、水産庁の「水産資源調査・評価推進事業」により、漁業者や流通加工業者等の操業の効率化や経営の安定化、さらに資源の合理的・持続的利用の推進を目的として行っています。 2.今後の見通し(漁況:令和4年8月から12月まで、海況:令和4年8月から9月上旬まで) 【漁況】 ・漁期を通じた来遊量は、昨年を上回るが、依然として低水準。 ・漁期を通じた漁獲物中の1歳魚(注)の割合は昨年を下回る。1歳魚の平均体重も昨年を下回り
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一部の釣り人からは、内臓がアンモニア臭いことからバリ(尿)と呼ばれている。人間界のあだ名では完全にアウトな「小便」とまで称される始末……。 アイゴと言えば強い引きから釣り味は一級であるにもかかわらず、正体が分かった途端にため息がこぼれるほど「望まれないゲスト魚」でもある。そんなアイゴが近年、関東圏で復仇のごとく大繁殖しており、磯焼けの原因になると漁業的側面でも問題になっている。 各方面から虐げられているアイゴの名誉を回復したい。そんな思いから釣り人目線でアイゴの利用価値を見直すべく、実際に釣って食べてみることにした。 釣り人に嫌われる理由とは アイゴがリリース対象となる理由は主に2つ。 1つは前述した体内の臭いだ。魚の内臓は基本的に臭いのだが、アイゴの内臓は特に尿を連想させるアンモニア臭を含み、お腹を割いた瞬間から臭う個体もいる。釣れた直後に内臓を取り出せば問題ないとされるが、釣り場で行う
並んで同じ場所で寝るコバンザメたちの姿がTwitterに投稿され、「仕事終わりのぼくら」「冷蔵庫のマグネット感」と注目を集めています。投稿は記事執筆時点で3万6000件のリツイート、26万9000件以上の“いいね”を集めています。投稿主は夢海(@YUMEUMI27)さんです。 「海遊館」(大阪府大阪市)で、たくさんの人を楽しませてくれている生き物たち。閉館間際になると、また新たな一面が見られるようです。 夢海さんが投稿したのは、数匹のコバンザメたちが1カ所に集まっている姿。頭についてる吸盤を利用し、壁にぺたーっと張り付いています。みんな同じ体勢で仲良く並ぶ姿がかわいい……! 川の字になっているみたい 壁に張り付いてます 幻想的な空間 海に潜ってるみたい ずっと泳ぎ続けていたらきっと疲れるでしょうから、お魚さんたちにも休息が必要ですよね! 仲間たちと川の字になっている様子がほほ笑ましいととも
慶尚北道盈徳(キョンサンブクド・ヨンドク)の海岸に数万匹の死んだマグロが見つかり行政当局が回収に乗り出した。 【写真】 海岸に大量のマグロの死骸 盈徳郡が28日に明らかにしたところによると、この日午前、盈徳郡長沙里(チャンサリ)の海岸に大量のマグロの死骸が打ち上げられていた。前日午後5時ごろから現れ始めたという。 この日盈徳郡と住民らが回収したマグロだけでも1000匹に達した。 死骸が腐敗し悪臭を放っているほか美観上も良くなく通り過ぎる避暑客は眉をひそめていた。 郡はマグロが盈徳近海で定置網による漁をしている漁師が捨てたものと確認した。定置網は袋状の網に漏斗形の仕掛けをつけた漁具で、魚が入るのは容易だが出るのは困難な仕組みになっている。 慶尚北道と盈徳郡によると、国際条約によりマグロは捕獲できる量が決められている。これに違反すると水産業法に基づき2年以下の懲役や2000万ウォン以下の罰金刑
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2022.07.28 08:35 魚の皮でキーホルダー、三枚おろしイメージ 高知県大月町の道の駅で販売 本来ならば廃棄されていた魚の皮で作られたキーホルダーが、幡多郡大月町弘見の道の駅ふれあいパーク大月で販売されている。観光客らが「かわいい」と手に取っており、担当者は「売れ行きは上々で追加生産も決めた」と新商品に手応えを感じている。 同道の駅を運営する町ふるさと振興公社が企画。町内で水揚げされたマグロ、タイ、ブリの3種類の皮を町内の水産加工業者から買い取り、フィッシュレザーを手掛けるオーシャンレザー(南国市)に製造を依頼した。 キーホルダーは三枚おろしをイメージした形で、1魚種につき2色を用意した。今後、名刺入れなどの小物を作ることも検討。道の駅の笹木奈津子さん(41)は「地元の人にもぜひ使ってほしい」とPRしている。 税込み2800円。同道の駅のほか通販サイト「おおつきマルシェ」でも購入
様々な食品の値上がりが続く中、野菜や魚の価格がお手頃になってきています。今、買い時の食材は何なのか、名古屋のスーパーで探してきました。 訪ねたのは、名古屋大須のスーパー「サノヤ」。円安に原材料高、さらに燃料高。物価の上昇が続く中、嬉しい値下げが…。 (リポート) 「こちらに山積みされたタマネギ、一時期はだいぶ値段が上がっていましたが、一転今は価格が落ち着いてきているということです」 タマネギといえば一大産地・北海道の干ばつにより、2021年春から夏にかけて不作でした。そのため、5月には2021年の同じ時期の3倍近くにまで取引価格が上がり、このスーパーでも5月10日の価格は3玉で税込み323円でした。 しかし28日は、淡路島産のタマネギが1玉増えた4玉で税込み280円。ピークの5月に比べると1玉あたり3割以上安くなっています。 サノヤ青果部の担当者: 「(先月から)淡路島産も出荷量的には順調
まちの外から訪れた人たちが、テレワークに取り組める環境づくりを進めている釜石市を、テレワークを前提とした働き方を導入したNTTの職員が訪れました。 釜石市は休暇を楽しみながら仕事をする「ワーケーション」などで訪れる人を増やそうと、こうした人たちがテレワークに取り組める環境づくりを進めています。 一方、NTTは今月からテレワークを前提とした働き方を導入していて、26日は釜石でテレワークをしようと職員7人が訪れました。 7人は地域で求められる新たなサービスの開発に取り組んでいて、26日はどんなサービスが求められているか、地元の水産会社の社長と地域の課題などについて意見を交わしていました。 一方、水産会社では地元でブランド化を目指して養殖試験が行われているサクラマスの商品化に取り組んでいて、NTT側にアイデアを求めていました。 NTT東日本岩手支店の高鷲直哉副支店長は、「通信をベースにどうしたら
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