1965年創業の紅梅(宮城県気仙沼市)は、こだわりの自家製餡を使った和菓子や1日800個を売り上げる揚げパンなどを製造する老舗の菓子製造企業です。若者の和菓子離れに危惧した紅梅の4代目、千葉玄武(げんぶ)さん。人気クラフトビール製造の背景にある、大量の廃棄食材「麦芽かす」をアップサイクルして、和菓子離れの進む若者たちに響く商品を作ろうと奮闘します。その原動力の源は、大好きな亡き祖父から託されたある言葉と、伝えたい特別な思いです。 1日揚げパン800個 気仙沼の老舗和菓子店「紅梅」 気仙沼にある老舗和菓子店「紅梅」は、お菓子の向こう側に見えるお客様の笑顔を大切に、伝統的な製法を守りながら、北海道産の小豆を使用した自家製餡にこだわり、地元・気仙沼に人々に愛されるお菓子作りをしてきました。 人気商品「亀の子もなか」 創業以来、65年丹精込めて作り続けている人気商品「亀の子もなか」や季節限定の上生
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