【北京共同】東京電力福島第1原発処理水の海洋放出に反発する中国当局が、日本から入港した貨物船が船体を安定させる目的で積む「バラスト水」と呼ばれる海水を採取するなどして調べていることが14日分かった。複数の主要港で海洋放出の前後に始まっており、放射性物質の検査が目的とみられる。中国は処理水の影響を分析する国際枠組みに参加しておらず、独自に監視する構えだ。複数の通商筋が明らかにした。
佐賀県沖の有明海で、ノリ養殖の網を張るための支柱を立てる作業が本格化している。漁業者たちは長い支柱を船に積み込んで漁場に向かい、手作業で海中に設置。昨季は記録的な不漁で販売枚数、販売額の20季連続日本一を逃しており、奪還を期して準備を進めている。 佐賀市川副町の戸ケ里漁港にはトラックに積んだ支柱が次々と運び込まれ、数十本を束にしてフォークリフトで船に積み込まれた。船が漁場に到着すると、長さ9~11メートル程度の支柱を漁業者が間隔を測りながら海中に突き刺していった。県有明海漁協によると、準備は9月1日から行われている。 昨季は10月26日からノリの種付けを始めた。今季については運営委員長支所長会議や佐賀、福岡、熊本の3県の協議などを経て、10月に入ってから決定する見込み。 昨季は小雨や赤潮による栄養塩不足での色落ちなどで、記録的な不作となった。漁場の改善につなげようと、佐賀県沖の有明海では海
なぜ、サーモンを「海」ではなく、「陸上」で養殖する動きが活発になっているのだろうか。 生食用として人気を集める「アトランティックサーモン」の養殖は、ノルウェーが世界をリードしている。同国では、波が穏やかで年間を通して低水温という環境を生かし、1980年代からサーモンの海面養殖が盛んになった。天然のサーモンは寄生虫などの問題で生で食べるのには向かない。海面で餌を管理して育てることで、生食用サーモンという新たな市場を開拓したのだ。 現在、ノルウェー資本の会社が、日本でサーモンの陸上養殖を進めている。同社幹部への取材を通じて、なぜ「陸上」での事業参入が相次いでいるのか、背景に迫りたい。 連載「サカナ新時代・養殖編」(全7回)は以下のラインアップでお届けします。 第1回 サーモン生み出す巨大な「プラント」 第2回 外資企業が狙う陸上養殖の付加価値 第3回 限界突破の「ゲームチェンジャー」 第4回
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