高校生が考えた新たな起業アイデアの独創性や実効性などを競う第11回「高校生ビジネスプラン・グランプリ」(日本政策金融公庫主催)の最終審査会が、東京都文京区の東京大学本郷キャンパスで行われ、ファイナリスト10組に選ばれた栄東高校(埼玉県さいたま市見沼区)の2年生、中藤凛音さんが準グランプリに輝いた。 全国505校5014件の応募があり、中藤さんは産業廃棄物として焼却処分されるウニの殻から生石灰を精製し、環境負荷の少ないしっくいを製造販売するプランを発表。 プレゼンテーションでは実際に開発したしっくいパネル「うにっくい」を見せながら資源、廃棄問題の解決につながるだけではなく、炭酸カルシウム市場での収益性もアピール。審査員からは簡潔で分かりやすい伝達技術も高く評価された。 グランプリには田園調布学園高等部(東京)の1年生、中村美月さんの「世界の女性を幸せにするテック・ドミトリー」が選ばれた。
![環境守る「うにっくい」 栄東高の中藤さん、ビジネスプランGPで準グランプリ ウニの殻からしっくい製造|埼玉新聞|埼玉の最新ニュース・スポーツ・地域の話題](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2966e724eb380029dd2334846eceebea704494f8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.saitama-np.co.jp%2Fupload%2Fimages%2F2024%2F01%2F15%2F003134%2Fa04fa199b53127fb146ec4e07ccab6d3.jpg)