「JR関西本線利用促進と電化を進める会」の総会が11日、伊賀市上野丸之内のハイトピア伊賀であり、JR西日本の水口英樹・阪奈支社長が「関西線の現状と課題」について報告した。同会事務局の市によると、総会でJR西日本が報告をするのは初めて。 水口支社長は関西線の加茂(京都府木津川市)―亀山(三重県亀山市)間は「早朝・深夜」の他「昼間時間帯」も「利用が著しく少ない」こと、利用が通勤・通学客が乗る特定の列車に集中していることなどを説明。実証実験に向けた検討を進めているJR…
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JR東海の連結子会社、ジェイアール東海ツアーズの旅行商品「ぷらっとこだま」は1990年から販売される人気商品だ。東海道新幹線「こだま」は長距離の利用率が低く、その利用促進を図る狙いもあり、多くの区間で割安な料金を設定している。 例えば通常期に東京―新大阪間で「のぞみ」の普通車指定席を利用すると、料金は1万4720円。所要時間は約2時間30分だ。一方、「ぷらっとこだま」(通常期)を利用すると所要時間は約4時間となるが、料金は1万1100円(1月末時点、以下同)。「のぞみ」と比べ3620円も安くなり、指定の駅売店でビールなどと交換できる「ドリンク引換券」も付く。1200円の追加でグリーン車にも乗れる。観光客や若者などの間で人気が高い。 この「ぷらっとこだま」の販売方法が3月1日乗車分から変更となり、チケットレス化によって利用客の利便性が大きく上がる。 自動改札機にタッチするだけ これまで「ぷら
Published 2022/09/22 12:00 (JST) Updated 2022/09/22 12:16 (JST) ロング崎は異国情緒豊かで、出島があったり、グラバー園があったりして、非常に好きな街です。欠点がないですね。港町っていう感じで、僕が好きな横浜と似通った部分があって、チャイナタウンとかも嫌いじゃないし。観光地としてすごくいい。父方の祖父が島原出身なので「第2のカントリー」と言うとおかしいかもしれないけど、ルーのルーツです。 そこに、ニュー幹線が武雄スパ、嬉野スパ、ニュービッグ村、諫アーリーを通って来ることで、お客さんがいっぱい増えると思う。ロング崎はベリーフェイマス、つまり有名なんだけど、武雄スパや嬉野スパのことは僕は知らなかったんだよね。そういうところも、観光客が増えるんじゃないかな。 テレビ番組で諫アーリーやビッグ村にも何回か行ったんだけど、すごくビューがきれい
通勤時間帯の混雑は、鉄道事業者にとって稼ぎ時であると同時に、悩みの種でもある。ラッシュ対応に鉄道事業者は多くのお金をかけるいっぽう、定期券利用者は割引ゆえに稼げないという構造もある。 鉄道利用者を平準化させたいということを考えるいっぽうで、多くの会社では出勤時間や終業時間が決められ、働く人はそれに合わせて仕事をする。 コロナ禍の初期には、テレワークなどを導入する企業が多く現れたものの、多くの会社では普通に出社するという働き方に戻ろうとしている。日本の企業では、テレワークのような柔軟な働き方ではうまくいかないと考えている人が多く、対面で仕事をしたほうがやりやすいということになりつつある。 コロナ禍より前の通勤ラッシュには確かに戻らなかったものの、いまでは朝ラッシュ時には混雑するようになり、多くの鉄道利用者は普通に通勤をしている。 JR東日本をはじめ、多くの鉄道事業者では朝ラッシュ時の本数を削
一日中、駅員がいない「無人駅」は、全国の駅の半数近く4500駅余りにのぼり、今も増え続けています。そうした中、障害のある人への介助などで課題が出ていることから、国土交通省は検討会を設置して、改善に向けた議論を始めました。 国土交通省によりますと、一日中、駅に駅員がいない「無人駅」は去年3月末の時点で、全国の駅の48.2%、4564駅にのぼり、平成14年から400駅余り増え、増加傾向が続いています。 そうした中、車いすを使う人や目や耳に障害のある人などが、乗り降りの際の介助を受けづらくなったといった声が全国で相次ぎ、大分県ではことし9月、車いすで生活する人が「移動の自由の侵害だ」などとJR九州に対して裁判を起こしました。 こうした課題の解決につなげようと、国土交通省は、障害者の団体とJRや大手私鉄の各社などが意見交換を行う検討会を設置し、6日、初めての会合を開きました。 その中で障害者団体か
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近畿日本鉄道が、2025年国際博覧会(万博)の会場となる大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)と奈良方面を特急の直通運転で結ぶ検討を始めた。近鉄奈良駅(奈良市)を始点とする奈良線を、夢洲に延伸する計画の大阪メトロ中央線に乗り入れている近鉄けいはんな線につなげる考え。奈良線と中央線は電気の取り入れ方(集電方式)が異なるため、2つの方式に対応する新型車両を開発する。 奈良線と中央線がつながれば、名古屋や伊勢志摩からも乗り換えなしで夢洲まで結ぶこともできる。万博が開かれる夢洲と、奈良をはじめ人気の観光地を特急に座ったまま移動できるようになる。 近鉄はすでに、けいはんな線(長田-学研奈良登美ケ丘)が中央線に乗り入れているが、奈良線(近鉄奈良-布施)の電車は、集電方式の違いでけいはんな線を通ることができなかった。中央線やけいはんな線は、車両を支えるレールの横にもう1本、給電用レールを設ける
沖縄本島を縦貫する鉄道導入に向けて沖縄県が設置した「沖縄鉄軌道計画検討委員会」(委員長=森地茂・東大名誉教授)は30日、那覇市から名護市までの約70キロを結ぶルート案を決め、翁長(おなが)雄志(たけし)知事に答申した。 県はこのルート案を基に観光客の需要や費用対効果などを検討。近く県としての計画を策定し、政府に整備を要請するとみられる。 県によると、総事業費は約6000億円を想定。検討委は、政府などの予算で鉄道施設を整備した上で、民間企業などが運営する「上下分離方式」を採用すれば、開業後30~40年で黒字化すると判断した。実際の整備では、事業主体や財源調達が焦点となる。 検討委が推奨したルートは、那覇市から米軍普天間飛行場のある宜野湾市や沖縄市、恩納村など7市町村を経由し、終点の名護市までを約1時間で結ぶ。利便性や環境への影響などに配慮し、那覇市などの市街地では国道58号の地下を通すトンネ
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