技術は産業だけではなく、国や日常の生活にまで影響を与える Hack For Iwateの代表であり、翔泳社のメディア事業部取締役を務める岩切晃子さん。生まれは岩手県釜石市。岩手県を中心に被災地支援に取組んでいる。地元である釜石市は「鉄と魚のまち」として発展してきた。父は県の水産技師、母は新日鉄の社員だった。釜石の中心産業に携わる両親の背中を見て育った。 IT関連の出版物などを取り扱っている翔泳社だが、岩切さん自身はIT技術者ではない。大学では美学美術史を学んだ。卒業後は大学での専攻とは縁のない半導体関連の出版社に入社した。日本の半導体産業が急伸し、日米間の半導体生産額が逆転、日米半導体摩擦が起きていた時代。技術は産業だけではなく、国や日常の生活にまで影響を与えるものだと知った。その後、コンピューターが個人で使える一般的なものとして世に出始めた頃に翔泳社に移ることになる。ITで世界が変わるの
「“創発の街”仙台から復興のアイデアを」---イベント「復興創発会議 in 仙台」が2011年9月3日、開催された。同会議は、スマートフォン向け復興サービスやアプリ、アイデアのコンテストである「A3(Android Application Award) Together」を支援する、アイデアを出し議論するイベント。「創発の街・仙台」の仕掛け人、アイデアプラントの石井力重氏によるグループワークで多くのアイデアが生まれ、磨かれた。 またEvernote Japanの外村仁会長がサンフランシスコから緊急来日。人気アプリ「Zaim みんなの家計簿」の開発者である閑歳孝子氏がアプリの発想やデザインの作り方を解説し、仙台で「Hack for Japan」などの活動を続ける小泉勝志郎氏がITによる復興活動を報告した。さらにNTTドコモ、KDDI、NECカシオモバイルコミュニケーションズ、ソニー・エリクソ
8月6日東京・青山で開かれたTech総研アカデミー主催「Japan Innovation Leaders Summit」。MIT教授・石井裕氏、アマゾン ジャパン、クックパッド、グリー、ミクシィ、ヤフー、リクルート他の講演概要をレポートする。 今年2回目になる「Japan Innovation Leaders Summit」。今回も、日本のインターネットテクノロジーをリードする先進企業の技術動向と、それぞれのスペシャリストの生声に触れようと、数多くのエンジニアが会場の青山ダイヤモンドホールを埋め尽くした。 震災復興のための活動を展開する「Hack for Japan」の活動を紹介し、石井裕・MITメディアラボ教授とのスペシャル・セッションを中軸にすえるなど、3.11の東日本大震災を受けて、エンジニアは何を考え、何を社会に提供できるのかという視点が色濃く表れたイベントだった。 冒頭、「震災か
何だか、Hack For Japan のスタッフの人 (翔泳社の岩切さん) にも、Hack For Japanのスタッフだと間違われるようになっていました。 http://twitter.com/#!/kohsei/status/88592764421423104:twitter:detail:left 賛同者の一人( ページが見つかりませんでした - Hack For Japan )ですが、スタッフではありませんので、ご注意ください。 非公開だったHack For Japanへの参加報告を書いた、はてなダイアリーを公開しておきます。 2011/5/22 東日本震災復興支援サービスを作成するプロジェクト Hack For Japan のハッカソンが、高松でも開催されたので参加してきました。 その記録を手短に綴ります。 第1回の記録は、こちら*1です。 プロジェクト 高松会場は少人数でしたが
「震災復興のためにITでできることはたくさんある」---東日本大震災の復興支援のための開発コミュニティ「Hack for Japan」は2011年5月21日と22日の2日間、開発イベント「アイデアソン」と「ハッカソン」を仙台・会津若松・高松・福岡・ロンドン・東京の6会場で開催した。 多くのコミュニティと連携、約20のプロジェクトが開発 Hack for Japanは、IT業界の有志による、被災者支援や復興に役立つアプリやサービスの開発をサポートするプロジェクト。東日本大震災から約1週間後の2011年3月19日から21日にかけて第1回のハッカソンを開催しており、今回が2回めとなる。 第1回のハッカソンには、京都、福岡、岡山、徳島の会場に合計数十人が参加、インターネットでは500人以上が参加した。258個のアイデアが投稿され、デマ情報を判別するサービスや炊き出し情報検索サービス、ペットファイン
はてなのSEOが強力だから私が宣伝しようじゃないか。 復興!仙台!宮城!東北!! ITでインフラでプロマネでWebでSEでPGなみなさん、大きなイベントで元気だしましょう。twitterやFacebookでつながったつもりになっている人たちに、この機会にリアルで会っちゃおうじゃないですか。*1 一つ目。5/21(土)、毎年恒例のオープンソースカンファレンス(略称:OSC)in Sendaiが東北電子専門学校で開催されます。例年と同じ会場を今年も無事お借りすることができたそうです。 http://www.ospn.jp/osc2011-sendai/ 今年は、復興支援で仙台にすごい人がけっこう来るみたいですよ。楽しみですね。 ブースにふらりと来る分には申込はいらないみたいですが、セミナーを聞きたい場合は事前申込をしましょう。 http://www.ospn.jp/osc2011-sendai
ChiiTwi(チイつい)は、各地域の「今」を知るためのサービス。各地で話題になっている「コト」を知ることが できます。 ChiiTwiは、東日本大震災の復興支援を目的として開発しました。各地で求められる「コト」は、時々刻々変化 しています。このため、復興支援にあたっては、まず「現地で何がおこっているのか」を知ることがま ず最初の一歩と考え、それを支援するためのサイトとして開設しました。 募金はこちらから このサイトは、NTT Communicationsの研究開発部門の有志社員( @kenreco)が作成する東日本大震災の被災地情報共有サイトに関連して立ち上げられたサイトです。このサイトの開発は @komasshuがおこなっています。立ち上がっている各サービス一覧は kenreco.openlab-ntt.comにてご覧ください。また、本サービスはNTT Communicationsの新
被災地内外の意識の差を認識しつつ,今できる支援を考える ―― 日本Androidの会 災害時支援アプリ・マッシュアップ・ミーティング 第2回レポート みわ よしこ 「日本Androidの会」は,2011年3月25日夜の緊急ミーティングにて,災害時支援アプリの開発を2週間で行い,成果物を公開することを決めた.このために1週間後の2011年4月3日,品川シーサイド楽天タワー(東京都品川区)において,2回目のミーティングが開催された(写真1).アプリ開発やネットワーク・インフラにかかわる人のほか,現地での支援活動にかかわる人,地域での勉強会やICTによる地域活性化活動にかかわっている人など,約60名が参加した.ミーティングでは,前回以降の取り組みの報告や,今,被災地復興支援のために何が必要かを考える議論などが行われた. 写真1 災害支援アプリ・マッシュアップ・ミーティング 第2回の様子 ●マッシ
このたびの大震災で被災された皆さま、ご家族ならびに関係者の皆さまに、心からお見舞いを申し上げます。災害の復旧支援に関する記事を集めました。お役立ていただければ幸いです
4月7日(木)は仙台を中心とした被災地への訪問でした。この被災地訪問の目的は大きく分けて 3つ。ひとつは、Hack for Japan (http://www.hack4.jp/)というプロジェクトをかねて、Google 及川さんとの同行訪問。そして、もうひとつは、マイクロソフトとして被災地にどういう貢献ができるかといった現場の情報収集、最後に個人的なボランティア活動でした。 で、その帰りに、あの最大規模の余震に遭遇したのです。しかも、時速120km(あ、スピード違反だ・・・)で走行する東北自動車道の追い越し車線。軽い震度だと走行中の自動車が気づくことは少ないと言われています、が、が、しかし、今回の余震となるとそれは別ものでした。最初は「ハンドルがとられる」程度、そして次第に「なんとか姿勢を保つのが精いっぱい」といった感じで安定しなくなるのです。おまけに目の前の直線で平らなはずの路面がうね
「ガ島通信」の藤代さんから「助けあいジャパン ボランティア情報ステーション(VIS)」の活動についてお話を伺う機会があり、「VIS が RSS/XML で公開している『一般ボランティア募集情報』を展開するためのアプリケーション/Web サイト/Blogパーツなどなどを自主的に作成してもらえる方々を募集している」とのことでしたので、少し情報をまとめておきます。 ・「助けあいジャパン ボランティア情報ステーション(VIS)」の活動の背景については、このあたりを参照ください。 ・ RSS/XML の利用方法については、こちらに説明があります。 『一般ボランティア募集情報』の内容については、VIS に協力するボランティアメンバが労力をかけて収集・入力した信頼できる貴重な情報なのですが、それを必要とする方々にタイムリーに提供する仕組みを作るところにはまだまだ手がまわらないということです。「腕に覚えの
大地震の発生後、Twitterをはじめネット上では「自分にいま支援できることはないだろうか」という空気が満ちていた。焦りにも似た気持ちを抑えながら机に向かって編集作業を続けていると、「日本Androidの会 関西支部 チャリティーアイディアソン 被災者がんばれ!一般の人のアイディアをデベロッパへ託せ!」といったTwitterの“つぶやき”が流れてきた。地震発生の3日後のことだ。Androidに興味を持つユーザーが集まるコミュニティ「日本Androidの会」関西支部のメンバーが、被災者支援のためのAndroidアプリのアイデアを出し合おうと提案したものだった。 同様な動きがグーグル界隈からも発生していた。ITによる被災地支援プロジェクト「Hack for Japan」だ。「復興支援のための開発者イベント“ハッカソン”を実施しようと企業の枠を越えたエンジニア間で自然と話が持ちあがってきた」(中
3.11東北地方太平洋沖地震の被災地の方々のために、アーティストでもなくアスリートでもない個人でできることは限られているかもしれない。しかし、被災地や災害そのものについて思考を止めないことは必要なはずと信じ、救援や復興が進む中で、震災に関する情報共有について、海外との関係を踏まえて方向性を考えたい。 海外の優しさと厳しさ 今回の震災で、海外から物心の支援はあっても、市場や人の動きは現実的であり、今後の不透明感が募る。『不見識である』、と経財相が言っても為替市場では大きな変動があり、WTO交渉委で日本産農産物の禁輸に懸念表明をしても当然のように海外では禁輸措置が取られている。著者の周辺でも今まで数年間で一度も帰国していないような人が帰国したり、前々から計画していた訪日を断念したりしている。 しかし、それでもただでは起き上がらないという期待と希望を、震災の情報共有の姿から抱いている。 hack
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