万歳三唱めぐり混乱=衆院解散【14衆院選】 衆院が解散された21日の本会議で、万歳三唱をやり直す珍事があった。伊吹文明議長が解散詔書を朗読し、「日本国憲法第7条により、衆議院を解散する。ぎょめ…」と言った時点で、議員席から「万歳」の声が上がり、三唱後に沈黙。伊吹氏は改めて天皇の署名と押印を意味する「御名御璽(ぎょめいぎょじ)」と発言し、日付と安倍晋三首相の副署も朗読した上で、「万歳はここでやってください」と促し、万歳三唱がやり直された。 2000〜12年の間の5回の解散では、議長が「衆議院を解散する」と読み上げた後に万歳が始まり、本会議散会となっており、伊吹氏が先例を破った形。伊吹氏は解散後、国会内で記者会見し、御名御璽を読み上げた理由について「解散は天皇陛下の国事行為だ」と説明した。(2014/11/21-16:20)2014/11/21-16:20