「桐貴さんの告発を見て、自分が舞妓時代に受けた理不尽な仕打ちがフラッシュバックしました。多くの花街関係者は、桐貴さんの話を『妄想で言ってはる』と片付け、決して認めようとしませんが、私は実際に未成年の飲酒やお客さんからのセクハラを目の当たりにしてきました。 彼女の告発を受けて、未成年の飲酒や、深夜のお座敷への同席を禁じる動きがあるようですが、それもほんの一部。中には『酒が飲めなくなって舞妓はんがかわいそうや』なんて口にする人もいるようです。花街の“本質”は今も変わっていないように感じます」 そう語るのは、数年前まで京都の花街に舞妓として在籍したAさんだ。