写真は、クマよけの鈴。チリリリリーン、チリリリリーンと品の良い音色の、愛用の一品です。 2019年の夏、北アルプス涸沢のテント場から30分ほど横尾方面に下った登山道でツキノワグマを見ましたが、その後も見かけることがあるようです。 穂高連峰はクマの生息地ですから、クマを見かけるのは当たり前のこと。でも、登山道でクマさんとバッタリ出遭ったら、怖いですよね。向こうもびっくりして襲ってくるかもしれませんから。 この夏以降、早朝に横尾から涸沢に向かう登山者の多くが、鈴を鳴らして歩くようになりました。 上高地バスターミナルの一角にある「登山相談所」の張り紙。「熊目撃情報」という大きな横見出しで、「7月末から連続して、涸沢でツキノワグマ2頭(親子)が目撃されています」と書かれていました。 9月27日の早朝のこと、上高地から涸沢に向かう途中の「本谷橋」(標高1800m)手前の登山道で、握りこぶし大の黒いフ