リモート会議が浸透してきた。 オッサンも若いのも、偉い人も平の人も、皆すっかり慣れたものだ。 最初の頃は、カメラがOnになっていることに気付かず、耳クソをほじる恥映像を全社員に流す役員が居たり、マイクがオフのまま電話に出て、客とのやり取りを実況してくれる人もいた。 本人が気を付けていても、プレゼン中に犬が吠えまくったり、赤ちゃんが泣きだしたり、旦那がIKEAの家具をガンガン組み立て始めたりして、微笑ましい家庭内コントが繰り広げられる。 自分はそういうことにならないよう、マイクとカメラには十分に気を付けていたのだが、先日やらかしてしまった。 * 酷い花粉症持ちなので、自宅の室内でも常にマスクを装着している。 前日にニンニク料理を食べた僕は口が臭かった。加えて、胃が荒れていたので腐敗臭もしていた。いくら臭くても、リモート会議は匂いまでは拾わないので問題はない。 どれだけ臭いのだろうと息を「はぁ
親知らずを抜いた。 下の左右に”親知らズ”が生えていた。そいつらは90度という凶悪な角度で僕のお可愛い奥歯に濃厚接触し、「いつでもやってやんぞ?」とナイフをペロペロするのだった。歯医者に行く度に「あ~左下の親知らず、奥歯との接触部分がポケットになってますね。虫歯になりやすいので抜いたほうがいいですね。」と10年ほど前から言われてたし、そろそろクソ生意気な親知らズに天誅を下すべく、いい加減抜くことにした。左だけ。 正直、全然怖くなかった。(全然怖くなかった。) 昔から歯医者は好きだった。白で統一された雰囲気とか薬品っぽい臭いが好きだ。口の中を見られたり、歯を削られたりするのも苦痛ではない。加えて、会社の近くの歯医者さん(女医さん)は対応が丁寧でとても感じが良い。麻酔の効きを確かめるために唇をプルプル触っていると、「もうすぐ効くと思います。感じますか?」と真面目な顔で唇をつまみ、患者をドキドキ
クリスマスの余韻を残す12月26日土曜日の昼下がり、僕らは暇だった。 無神論者なのにクリスマス大好き人間の嫁はツリーの後片付けを頑なに拒み、キリスト誕生祭はまだ終わっていないと悪あがきした。別に誕生日を2Daysで祝っても悪くない。ということで、嫁チョイスでクリスマスっぽい映画を観ることにした。 選ばれた映画はニコラス・ケイジ主演「天使がくれた時間」(2000年)だ。 タイムリープや人生やり直し系の映画が好きなので、この映画も昔見た記憶がある。 ネタばれありでざっくりあらすじを紹介。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 映画はニコラス・ケイジ演ずるジャックが一流銀行の研修に参加するため、ロンドン行きの飛行機に乗る直前の空港でのシーンから始まる。恋人のケイトは「なんだか嫌な予感がするから行くのをやめてほしい」とジャックを止めるが、ジャックはそのまま旅立ってしまう。
秩父の山逢の里キャンプ場で1泊2日、ただ、飯を食べにきた。 川崎から西武秩父駅まで2時間、1,700円程。その後バスで1時間程。 洒落た駅舎です。 車で乗り入れられるサイトなので、バスはガラガラ。我々以外は車で来ていて、まるでグランピングのような立派なテントばかりだった。 こんな広いスペースに可愛いテント。 とりあえず、飯を食う。 鹿肉。 今回は気合を入れて塩麹、酒、玉ねぎ、ネギ、生姜、ニンニク、その他スパイスで漬け込んできた。臭みも全くなく、柔らかくてめちゃくちゃ美味しくなった。 野菜も食べて。 餅焼いてお汁粉にしました。うまし。 デザートに干し芋とチャイ。友人たちは酒。 昼間は特にやる事ないので、近く(徒歩片道40分)のコンビニで買い出しに行って後はお腹が空くのを待つ。 因みにこのキャンプ場、かなり設備が整っていて風呂場もある。キャンプでお風呂に入れるなんて贅沢だ。 夕食はかなり贅沢。
誰にでもあると思う。 言いたくても、言い時がわからないギャグ。 1ヶ月ほど前、夏バテの僕は「肉のハナマサ」でブロック豚肉に出会った。 ビビっときてしまったので衝動買いし、醤油やら砂糖やら八角やら鷹の爪やらで煮込み、台湾角煮にした。 夏バテには肉なのだ。 かぶりつく。 八角の香りと甘辛いタレが染み込んでて、汁やら油やら想いやらなんやかんやが溢れ出て美味しい!はずだった。しかし、なんだか味が決まらずイマイチだ。レシピ通りなのになんで? 醤油足して塩足して整えたがなんだろう。 そして先週、出会いを求めてハナマサへ。 目があった瞬間ビビっときた。 大根下茹でしたり、魚霜降りしたり、煮魚って大変なのね。世の奥さんに感謝。 出来た。 さっそく実食したが、味がめっさ薄い。レシピ通り作ったのになんでや。 そして気付いた。 うちの醤油は減塩醤油だった。 満を持してあのギャグを言う。 「しょうゆうことか。」
4連休なのに何処にも行かない僕らは映画を観た。 昨日公開のクリストファー・ノーラン監督最新作「TENET」。既に公開されている国から届くレビューは「よくわからん!」という声が多く、映画界でも賛否が分かれているらしい。僕が読んだ記事では「観客を置き去りにして膨らみ続ける風船」と例えられていた。 理解できるかはともかく、ノーラン監督の映画は好きだし、最近はその弟さんの「WEST WORLD」というSFドラマにドハマりしたので観ないという選択肢は無い。せっかくなので贅沢してIMAX で観賞した。 感想は「よくわからん。しかし面白い。」 事前にYouTubeでネタバレ無しの予習をしていたので、それが良かったのかもしれない。作中で主人公が科学者に言われた通り「考えるな、感じろ」の精神で観るのがポイントのようだ。あれは観客に向けて語られているという噂だ。 面白かったのは確かだが、映画を観終えた僕らの頭
赤ちゃんプレイとかそういうことではない。 ウェブ英会話をしているのだが、最近なんだか壁にぶち当たっている感じがする。レッスンを進めるにつれて教材のレベルが上がっていく。しかし僕のレベルがついていっていないので上手く話せない。 加えて最近始めた韓国語はビギナーなので勿論殆ど話せない。伝えたい、この気持ちを。でも伝わらない。フラストレーション。 もしかすると言葉を覚え初めの子供ってのはこんな気持ちなのかもしれない。 (ほら、あれ、あれ、あれだよ!!解れよ!!!)「ウ、ウァ、オギャギャ、オギャギャーーー!!!アアーーー!!!」的な。 今朝は8時から英会話、10時から韓国語会話だった。 英会話にて「Well...Umm…I mean... お、おぎゃ、おぎゃ、ああー!!!むぁむぅぁaaaAAーーー!!!」 韓国語会話にて「네、네네、네네네!…うヴぁ、おぎゃぎゃ!!!ぅまぅぁまぅあ아아아아ーー!!!
夏に耐え得る体が欲しい。 毎年「沖縄出身だから暑さには強いでしょ?」と何度も何度も言われるが、その度に「沖縄は海に囲まれてるから熱が逃げて気温自体はそんな高くないんです」と何度も何度も答える。もうウンザリなのでTシャツにプリントして着ようと思うほどだ。 東京の暑さはなんだかグワッとしてて、ねっとりしてて、体に良くない。夏バテが辛い。 川崎だけど。 帰省したいけど親父に「コロナが怖いから帰ってくるな」と言われたので、そうすることにした。あんなに戻りたくないと思った故郷なのに、最近帰りたいと思う。 そば食べたい。 炎天下の中、川崎駅から10分ほど歩く。具合は悪いが、そば食べたい。 あった。そば。 そば定食。 そば美味しい。 付け合わせのラフテーと油味噌も美味しいしモズクも美味しい。 酒はやめたけど、クースだけは許して欲しい。そばにはこれが無いといけないのです。七味唐辛子ではダメなのだ。 シーク
独学での韓国語を断念した。 テキストを開いた瞬間に眠れるので、不眠に悩む方へお勧め。 これではいかんので、英会話と同様にオンライン韓国語会話を始めた。 懐は痛むがこれで眠気も覚めるだろう。 昨日の授業で「寝室=안방(あんぱん)」という言葉を習った。 「奥さんはどこにいますか?」と聞かれたので「寝室です。」と答えると、「寝室は안방(あんぱん)です。」と教えてくれた。 アンパンは好きだ。覚えやすい。 今日はさっさと退社してまっすぐ家路についた。特にやることは無いが。 家に帰ると嫁が寝室でゴロゴロしながら映画を観ていた。 안방(あんぱん)안방(あんぱん)。いつもあんぱんで寝てんな。 と思っていると、嫁が言った。 「붕어빵(プンオパン)持ってきて!中ふわ外サクで。」 プンオパンとは何ぞ?と聞くと、タイ焼きのことだと。なるほど。 冷凍プンオパンをチンして。 ホットサンドメーカーで外をカリカリにする。
先日のネット英会話のテーマは「日本のトイレ」だった。 これまた変なものをテーマにしたなと思ったが、実は日本のトイレは海外では二つの意味で有名らしい。 一つはハイテク。日本人のトイレにかける情熱は狂気じみている。ウォシュレットまではまだいい。温熱便座、自動開閉便座、音姫、快適を求めて次々と新たな機能が追加されていく。便座に座るだけで携帯充電が出来る日もそう遠くはないだろう。 もう一つは和式便所。トイレ狂いの日本の街中で、昔ながらの和式便所を見ると、そこはかとなく「 Why! Japanese squat toilet!」 なんだそうだ。なぜ、ハイテク化を進める一方で、頑なに和式便所を残すのか?謎が謎呼ぶ和式不可侵条約なのだ。確かにそうだ。和式便所を守る会でもあるのだろうか。せっかく新しくした駅舎にピカピカの和式便所が設置されているのを見ると、JRと守る会の癒着を疑わざるをえない。 そういえば
関東に来なければ、おそらく一生食べることの無かった食べ物の一つがもんじゃ焼きだと思う。 一応、こち亀やテレビから得た情報でどんな食べ物かは(見た目だけ)知っていたが、沖縄にいた頃も、九州にいた頃も、関西にいた頃も、もんじゃ焼き屋さんなんて見たことが無く、食べるチャンスが無かった。 加えて、もんじゃ焼きを知る関西の知人に「もんじゃ焼き、あれはゲロやで」とネガティブなイメージを植え付けられていたので、関東に来てからも食べようと思わなかった。 昨日は月島の「麦」というお店に行ってみた。 思うに、関西にはたこ焼きやお好み焼き、明石焼きにキャベツ焼きと粉物の食文化が強く根付いているため、その関西人の知人には何かしらのプライドがあったのだと思う。因みに、その彼ともんじゃ焼きを食べに行ったことがあるのだが、とても美味しそうに食べていた。 焼き方指南書があって非常に助かる。 5年ほど前、当時彼女だった韓国
数年前、キュウリ不要論者によるネガティブキャンペーンが流行った。 ネット上で飛び交う嘘か本当かわからない誹謗中傷に僕は心を痛めた。 「キュウリは栄養が無い」 「キュウリはビタミンの吸収を阻害する」 「キュウリは悪」 「キュウリを排除せよ」 キュウリだって好きで食われてるわけじゃない。 可哀想なキュウリに塩を振って30分ほど水を抜く。 しましまのキュウリはエモい。CDのジャケットにできそう。 言うまでもなくキュウリが好きだ。 その歯ごたえが好きだ。 中学生の頃、塾の先生に教わった。 「野菜の歯ごたえは細胞壁が破壊されている証拠だ。細胞壁を感じろ。」 細胞分裂を繰り返し、瑞々しく健やかに育ったキュウリ。 感じざるを得ない。細胞壁に宿る生命力を。 鷹の爪は折って種をまき散らすのがJustice。 思うに、キュウリとは嗜好品なのではないか。 嗜好品とは。 コトバンクによると、 「栄養分として直接必
ニトリで買った棚。 組み合わせフリーダム。 「二段x三段x四段x五段x五段」にしました。 キャットタワーと棚。両方欲しかったけど、お金が無いので兼任してもらっている。 気に入ったようだ。 いつも足がはみ出ている。 落ちるなよ。 以上
夏はバナナの追熟速度をマッハにする。 バナナは鬱に効果があるそうな。コスパ良いし普通に好きなので一石二鳥かもしれない。ウチにはバナナが常備されているのだが、僕も嫁もスイートスポットが出る前のハリのある黄色いバナナが好きだ。中がグニョってなるのは好きくない。 ブツが柔らかくなり始めると我々は様子見を始める。時間が経つことで元通りの黄色に戻ることを信じて。それが無情にも黒く柔らかくなり、甘ったるい臭いを放ち始めると、互いに(はやくしろっ!間に合わなくなっても知らんぞーっ!!)と思っているのがわかる。夫婦だもの。 漆黒でヨボヨボの、かつてバナナと呼ばれたものを泣く泣く捨てたことも幾度とある。フィリピンの農家様に申し訳ない。 そんな不幸な道を歩みそうなバナナがここに一本。僕はかわいそうなバナナをもう生み出したくはなかった。そこで意を決した。単体が嫌ならパンに挟んで色々誤魔化せばいいんだ。 左上の汚
梅雨の明けた8月初め、山男のK氏から「山へ行く。」とLINEが来た。 山が好きだ。好きなのだが、一人は登れないビビりだ。なので誘いが来た時はなるべく行くようにしている。ということで早速嫁に申請。「登山許可」、そしてなんとか「キャンプ許可」も頂くことができた。深謝。 今回登ったのは「棒ノ折山」。 奥多摩と奥武蔵の境にあり、中級者向けとのこと。 K氏が去年登った時の感想は「急いで登ったから、しんどかった」。頑張ろう。 当日。 04:30 起床 06:45 飯能駅着。バス(さわらびの湯行)でさらに45分移動 08:00 さわらびの湯から登山開始 奥武蔵側から登り、頂上で昼ご飯、そのまま奥多摩側へ下りキャンプの予定。 あいにくの曇り空だったが、熱中症のことを考えると晴れより良かったかもしれない。 有馬ダム。水位はあまり高くなかった。山がガスってる。 登り前半は沢沿いを行く。湿度が高く汗が噴き出る。
こないだ、嫁とデートの晩飯に珍しく洒落たバルに入ってみた。 感じの良いマスター夫婦が営んでいるこじんまりとしたお店で、落ち着いたの大人の空間という感じだ。カウンターに囲まれたオープンキッチンには所せましと調理器具や食材が並んでおり、その中で奥さんが調理していた。インテリアと音楽のセンスもよい。ここ数ヶ月で嫁と行ったお店で思いつくのはサイゼリヤくらいなもんなので、雰囲気に飲まれないよう僕らは精一杯カッコつけた。 ミラノ風ドリアを頼もうとメニューを開くが、そこにはやはり洒落た料理しかなかった。勿論ドリンクバーも無い。とりあえず、嫁は酒、僕は何かソフトドリンクをとメニューをめくると、そこには「手作りジンジャーエール」とあった。 手づくりとな。 普段飲み会などで飲み屋に行くときは大抵ウーロン茶かコーラかジンジャーエールだ。悪くはない。悪くはないが、最高に美味いわけではない。いつも(可でも不可でも無
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