登場から17年。独自のフォルムと機能で完成度の高い「超」整理手帳の2012年版はデザインを一新。「発売以来、最大の変化」と担当者は話すが、果たして何がどう変わったのだろうか。 登場から17年。独自のフォルムと機能で完成度の高い「超」整理手帳の2012年版はデザインを一新した。果たして何がどう変わったのだろうか。 完成度の高いものをどう変えるか 発売から長い時間がたった製品は二律背反の問題を抱えている。完成度は高く、愛顧する顧客も多くそうそう大きくは変えられない。その半面、見た目やコンセプト、製品構成などを変化させて新しい層を開拓することも必要だ。つまり、不変でありつつ変えるべきは変えることが求められるのだ。これは、ロングセラー製品を抱える担当者が一度は直面する問題だろう。 ましてや手帳は変化が使い勝手に直結する。大きく変えることがユーザーに大きな賛否をもたらす商品の代表格だ。どう変えるかは