「プロ野球16球団」提言=今国会中にも議連発足−自民 自民党の塩崎恭久政調会長代理は26日、政府の成長戦略に向けた党側提言をまとめたことを受けて記者会見し、現在12あるプロ野球球団を16に増やす構想の実現に向け、今国会中にも議員連盟を発足させる方針を明らかにした。球団数を増やし、地域活性化を図る狙いだ。 提言では、新球団の本拠地について「静岡県、北信越、四国、沖縄県などに空白地域が残っている」と明記。具体的には新潟、静岡、愛媛、沖縄各県などを想定しているもようだ。 元プロ野球選手で自民党参院議員の石井浩郎氏らを中心に議論を深めていくとみられる。 自民党は、1960年まで16球団だった米国の大リーグが現在の30球団へ拡大するのに伴い、リーグ全体の売り上げが増加して地域経済に好循環を与えたとみている。 日本のプロ野球も4球団増やして16球団とし、セ・パ両リーグ8球団を東地区と西地区に