この前、尾崎豊のステージの様子を特集番組で見てたんだけどね。ビンビンと“怒り”が伝わってきたんだよね。ほとんど“怒り”が服着て唄ってます、みたいだった。 で、ああ、これって若いことの特権だよね、と思った。特権というか特徴というか。 どの時代でも、若い時って“怒り”に溢れている時代だと思う。大昔から、今までずっと同じだ。時にそれが革命(明治維新とか)という形になったり、学生運動の形になったり、親殺しになったり、自傷になったり、形を変えて現れる。 荒れる学校も、ひきこもりも、家庭内暴力も“いじめ”も、基本はそういう怒りの噴火口だと思う。 どうしようもないんだよね。理不尽な怒りをどう扱って良いか、その方法を知らないのだもの。自分の怒りでありながら、しかも、何に怒っているのかさえ、つきつめて考えればわからなくなる。そういう理不尽な怒りがある時期が、若いって時期なのだ。と思います。 別に大上段に構え