OREメディア企画、『OREとアーティストによるベストアルバム2015』 ARTISTS SELECT 10 BEST ALBUMS of 2015 国内外のアーティストが選ぶ2015年のベストアルバム10枚を 12月1日〜31日まで、毎日発表!! この企画は各アーティスト本人が選んだ珠玉の10枚を教えてくれる、というものだ。 最初の7日間を彩ってくれるアーティストの選ぶベストアルバム掲載日程は下...
OREメディア企画、『OREとアーティストによるベストアルバム2015』 ARTISTS SELECT 10 BEST ALBUMS of 2015 国内外のアーティストが選ぶ2015年のベストアルバム10枚を 12月1日〜31日まで、毎日発表!! この企画は各アーティスト本人が選んだ珠玉の10枚を教えてくれる、というものだ。 最初の7日間を彩ってくれるアーティストの選ぶベストアルバム掲載日程は下...
服部峻が、11月13日ファースト・フルアルバム『MOON』をリリースした。映画美学校音楽美学講座の第一期生として15歳で特別入学を許可されるなど、若くしてその才能を評価され注目を集めていた彼であったが、高校卒業と同時に姿を消していた。それから数年後、6曲入りの処女作『UNBORN』(2013年)をリリース。映画音楽製作のため取材旅行で訪れたインドでインスピレーションの構想が膨らみ、今作『MOON』が完成したという。 今回リアルサウンドでは、映画美学校時代に彼が師事していたという菊地成孔氏による紹介文を掲載。作品に関しては、音楽ライター・小野島大氏による新譜キュレーション連載でも触れられているので、こちらもあわせてご覧いただきたい。(編集部) 「ゆったり、のびのびと才能を開花させて行って欲しい」(菊地成孔) 服部君が映画美学校のワタシのクラスに入学して来たとき、それはそれはもう、一人で家に帰
1994年、Epic/Sony Records(現エピックレコードジャパン)の内部レーベルとして、「何でもいいからメジャーと違うことをやってみろ」という指令のもと設立されたdohb discs。スタジオが併設された事務所を下北沢に構え、当初スタッフは全員20代。アーティストと同じ目線に立ち、「自分たちのやりたいことを、自分たちの手で」というスタンスで活動を続けたこのレーベルは、ROVOやスーパーカーを輩出するなど、オーバーグラウンドとアンダーグラウンドの境界を超え、既成概念には捉われない自由な発想を次々と具現化させていった。 2000年に渋谷のON AIR EAST(現TSUTAYA O-EAST)で開催され、ROVOとスーパーカーが共演を果たしたイベント『soundohb 2000』をもって、レーベルとしての活動を終了したが、それから15年のときを経て、『soundohb 2015』の開
前衛音楽の極北として知られるジョン・ケージ「4分33秒」の作曲から63年を記念したトリビュートアルバム「4分33秒たち(4’33”s)」が来年1月1日に世界同時発売されることが分かった。各国の著名なアーティストが独自の解釈を交えて様々な「4分33秒」を奏でる。 アメリカのキノコ研究家ジョン・ケージが1952年に作曲した「4分33秒」は全3楽章からなる代表作の一つ。4分33秒間楽器を奏でず無音を披露するのが最大の特徴で、好きな楽器で演奏できる自由度の高さから今もなお世界各国で広く親しまれている。 来年1月に発売される「4分33秒たち」はこの楽曲のみを扱った初のトリビュートアルバム。全13人の参加アーティストの中には、元ビートルズのリンゴ・スターさんが「ドラムによる4分33秒」、ヒップホップミュージシャンのエミネムさんが「ラップによる4分33秒」で名を連ねる。日本からは新垣隆さんが「ピアノによ
スティーヴ・アルビニがメールでエレクトロニック・ミュージックとクラブ・カルチャーについて痛烈に批判している。 エレクトロニック・プロデューサーであるパウエルは、XLレコーディングスから間もなくリリースするニュー・シングル“Insomniac”に、スティーヴ・アルビニがビッグ・ブラック時代に残したライヴでの音源をサンプリングで使用している。 音楽情報サイト「ザ・クワイエットアス」によると、パウエルはサンプリング使用の許可を得るため、スティーヴ・アルビニに直接メールを送り、彼の企画を説明し、彼がいかにスティーヴ・アルビニと彼のバンドを敬愛しているかを語ったという。 しかし、それに対するスティーヴ・アルビニの返答は、決して好意的なものではなかった。「私は、この種の音楽のオーディエンスではないんです」とスティーヴ・アルビニは返信している。「機械化されたダンス・ミュージックも、そのバカげた単調さも、
渋谷系と呼ばれる音楽ムーヴメントが最盛期を迎えたのは、1990年代初頭。フリッパーズ・ギターやオリジナル・ラヴといったアーティストが脚光を浴びたが、その頂点に位置するのがピチカート・ファイヴだと断言することに異論を挟む者はいないだろう。そして、その中心人物の小西康陽こそ、渋谷系という小宇宙の中心に位置する太陽のような存在である。デビューして30周年となった今年、ソロ・プロジェクトであるPIZZICATO ONE名義での新作をリリース。そして、ソロ・プロジェクトとして初のスペシャル・ライヴも決定した。ここでは、日本のポップス界における革命児、小西康陽の世界にスポットを当ててみよう。 ▲『couples』 1959年、札幌生まれの小西は、大学進学を機に上京。サザンオールスターズを輩出した青山学院大学の名物音楽サークル「ベターデイズ」に所属。そこで高浪慶太郎、鴨宮涼らと知り合い、佐々木麻美子をヴ
僕が10代だった1980年代の頃の日本のロックは、「毎日同じことの繰り返しなんてごめんだぜ」とか、「ネクタイしめて満員電車なんてまっぴらだ」みたいな歌詞が定番になっていた。 人一倍簡単に影響を受けるタチなので、まんまとハマった。パンク系のバンドだけではなく、それこそ子供ばんどみたいな陽気な人たちまで、「そうさネクタイ セビロじゃ 息がつまる」(“踊ろじゃないか”)とか歌っていたので、「毎日同じ=サラリーマン」「その対極=ミュージシャンとか芸人さんとか作家とか、そういう楽しそうな仕事をしている人」と、あっさり信じ込んだ。 ロック・バンドのほとんどが、毎日同じ曲順・同じ演出・下手すりゃMCまで同じでツアーをやっていることなど当時は知らなかったし、曲作り→アルバム制作→プロモーション→ツアーというルーティンで動いていることもわかっていなかったし、そもそもローリング・ストーンズが“サティスファクシ
毎回同じことを書いて申し訳ないのですが、このランキングは記録用です。つまり5年後10年後に「2014年の音楽はこうだったのか」ということを残しておくために作っています。順位はその時の結果を示すものにすぎず、作品の優劣を示すものでもありません。それは聴く人それぞれが決めればいいことです。 なぜそんなことをくどくど書いているのかというと、やっぱり怖いからです。自分の大好きなものが貶されるって本当に嫌なこと。だからそういう意味でランキングを作るなんて本当は罪深いことなのです。しかもデータを集計して自分の責任の所在を覆い隠すなんてなおさら卑劣なのは自覚しています。 ですが、それでも新しい音楽と出会うことができる場としての恩恵の方が大きいと思い、この場所を作りました。有志を募り、一部の作品だけどレビューをつけました。あなたが新しい音楽を見つける道具になればうれしいです。(ぴっち) 細かいルール、参考
こんにちは。冬休み初日は部屋の掃除と「タイガー&ドラゴン」視聴で終わりそうです。充実〜〜!!! タイガー&ドラゴン 完全版 Blu-ray BOX 出版社/メーカー: ポニーキャニオン 発売日: 2010/12/22 メディア: Blu-ray クリック: 19回 この商品を含むブログ (16件) を見る ということで猫を膝に抱きながらフィード消化しつつ2014年を振り返っておりまして、そういえば今年はSoundcloudでお気に入りの音源がたくさん見つかっていい年だったな〜と思ったので、おすそ分けの意味も含めて備忘。 Soundcloudはアプリが便利です。バックグラウンド再生できるので。 SoundCloud: 音楽&オーディオ SoundCloud Ltd. ミュージック 無料 日本語ラップを超聴いた dizzyさんが大好きって話は書いた。 「余白シンポジウム」すごい、みんな聴くべき
前作「Melody Palette」からおよそ1年半ぶりのフルアルバムとなる今作には、シングル「ときめきのヘッドライナー」「トリプル!WONDERLAND」「サンシャイン日本海」「光のシュプール」を含む13曲が収録される。新曲の多くはプロデューサーconnieの書き下ろしで、編曲には北川勝利(ROUND TABLE)、スカート、Orland、矢野博康、蓮沼執太といった多彩な顔ぶれのアーティストが参加。さらに三浦康嗣(□□□)が作詞・作曲・編曲を手がけた「BLUE, GREEN, RED AND GONE」、吉田哲人が作・編曲で参加した「Space Nekojaracy」も収められる。リーダーNao☆による「クリームソーダLove」、メンバー全員による「ありがとうのプレゼント」の歌詞にも注目だ。 シングル「光のシュプール」のリリース合わせ連日各地でイベントを行ってきたNegiccoは、イベン
坂本慎太郎New 7inch&配信シングル「あなたもロボットになれる feat. かもめ児童合唱団」のMusic Videoです! 2014年11月7日(金)zelone recordsより発売。作画&監督: 坂本慎太郎 / エディット: 田中のぞみ (OMB/東京 No.1) iTunes Music Store: https://itunes.apple.com/album/id933119830 ototoy: http://ototoy.jp/_/default/p/46818 #YouCanBeARobbotToo #shintarosakamoto #youcanbearobbottoo
「僕を起用すること自体が、間違っていた」 ピーター・バラカンがDJを務めるInterFM『バラカン・モーニング』が、突如9月末で打ち切られることになった。毎週月~木まで朝の3時間、ラジオ局にありがちなパワープッシュものを一切排したバラカン自身が選び抜いた良質な選曲、この番組を日々のサイクルに組み込んでいるリスナーは多い。残りあと半月しかないタイミングでの打ち切り発表に衝撃が走っている。 申し訳無さそうに番組打ち切りを話し始めた番組内でのバラカンの発言を正確に書き起こしてみると、今件がよほどイレギュラーな事態であることが分かる。 「こういうことになってしまったのは、ある意味、僕がね、執行委員としてコマーシャルなことをやっていれば、こういうことにはたぶんならなかったんだろう。でもそれはね、たぶん、できない。だから、最初からね、そういうコマーシャルなものを求めていたInterFMが僕を起用するこ
電気グルーヴがロッキングオンジャパンで毎月やってる連載『メロン牧場』の単行本の新刊が先日発売された。2001年に第一弾が出て以来、7年ぶりの新刊は二冊同時発売。この連載は、電気の二人とジャパン編集長・山崎洋一郎が毎月くだらない世間話を延々するというシンプルな放談スタイルで、1997年1月から現在も続いている長寿モノ。…うわ、もう11年間続いてるってことか!1997年といえばまだ電気には「まりん」こと砂原義徳が在籍していて3人組だった。ピエール瀧はまだポンキッキーズのメンバーだった。「Shangri-La」が大ヒットしたのも、その勢いで出したアルバム『A』が50万枚を突破する大ヒットを記録したのも1997年。電気も出演者に名を連ねた第一回フジロックフェスティバルが、悪天候に見舞われ地獄絵図と化したのも1997年。あー、懐かしい。その頃からずっと続いてるんだねぇ。 2001年に出た『メロン牧場
くるりの傑作『THE PIER』はいかにして誕生したか?「曲そのものが自分たちを引っ張っていってくれる」 くるりが、約2年ぶりとなるアルバム『THE PIER』を9月17日にリリースする。先行公開された収録曲「Liberty&Gravity」でも予感させたように、本作には時代や地域を超えた多様な音楽的エッセンスが散りばめられ、これまでにない手触りのポップミュージックを聴くことができる。今回リアルサウンドではインタビュアーに宇野維正氏を迎え、くるりの岸田繁(Vo、Gu)、佐藤征史(Ba、Vo)、ファンファン(Tr、Key、Vo)にインタビューを実施。制作時のエピソードから、新作の“新発明”とも呼ぶべき音楽性、さらには現在の音楽カルチャー全般まで、じっくりと語ってもらった。(編集部) 「『もうええ曲はいらんやろ』っていう話になって」(佐藤) ――7月前半に最初に完成したアルバムを聴かせてもらっ
樋口毅宏の傑作『さらば雑司ヶ谷』のなかで「人類最高の音楽家は誰か?」という議論を繰り広げる場面がある。 そこでキャラクターのひとりがタモリを引き合いに出して小沢健二こそ最高の音楽家だとまくしたてるのが話題になった。以下、本文より引用。 「むかし、いいともにオザケンが出たとき、タモリがこう言ったの。『俺、長年歌番組やってるけど、いいと思う歌詞は小沢くんだけなんだよね。あれ凄いよね、“左へカーブを曲がると光る海が見えてくる。僕は思う、この瞬間は続くと、いつまでも”って。俺、人生をあそこまで肯定できないもん』って。あのタモリが言ったんだよ。四半世紀、お昼の生放送の司会を務めて気が狂わないでいる人間が! まともな人ならとっくにノイローゼになっているよ。タモリが狂わないのは、自分にも他人にも何ひとつ期待をしていないから。そんな絶望大王に、『自分はあそこまで人生を肯定できない』って言わしめたアーティス
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