新潟県三条市にあるアウトドア用品メーカー「スノーピーク」は、経営者らが上場している自社の株式を買い付けるマネジメント・バイアウト=MBOを行って、非上場を目指すことになりました。 「スノーピーク」は、新型コロナの感染拡大で高まったキャンプ需要を取り込み事業を拡大してきましたが、需要が一巡したことなどから、去年12月までの1年間の最終利益は前の年より99.9%少ない100万円でした。 こうした中、会社は経営者らが上場している自社の株式を買い付けるマネジメント・バイアウト=MBOを行って、非上場を目指すことになりました。 アメリカの投資ファンド、ベインキャピタルと連携して21日からことし4月まで株式の公開買い付けを行い、成立すれば、東証プライム市場への上場は廃止される見通しです。 理由について会社は「経営環境が厳しさを増すなか、アメリカや中国への海外展開や新規事業などを進めたい。一方、必要な投