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ブックマーク / www.ne.jp (12)

  • 手袋を買いに走れ 内訳

    手袋を買いに走れ 太宰南吉 子狐は激怒した。必ず、除かなければならぬと決意した。「母ちゃん、眼に何か刺さった、ぬいて頂戴早く早く」と言いました。 母さん狐がびっくりして、あわてふためきながら、眼を抑えている子供の手を恐る恐るとりのけて見ましたが、何も刺さってはいませんでした。母さん狐は洞穴の入口から外へ出て始めてわけが解りました。昨夜のうちに、真白な雪がどっさり降ったのです。その雪の上からお陽さまがキラキラと照していたので、雪は眩しいほど反射していたのです。雪を知らなかった子供の狐は、あまり強い反射をうけたので、眼に何か刺さったと思ったのでした。子狐は、人一倍に敏感であった。 子供の狐は遊びに行きました。村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた市にやって来た。衣裳やら祝宴の御馳走やらを買いに、はるばる市にやって来たのだ。先ず、その品々を買い集め、それから都の大路をぶらぶら歩いた。真綿のよう

  • フリードリヒ (ロマン派)

    当時、ローマへの旅行は、美術家にとって不可欠であった。 しかし、彼はローマへ行かなかった。 南方の、地中海の快活、明るい風景が、彼の禁欲的な精神を崩壊させはしまいかという危惧があったのである。 フリードリッヒの風景は北ドイツ、バルト海沿岸の荒涼として峻厳な風景、またザクセン、ハルツ地方の険阻な山岳の風景から想を得ている。 その美しい木々、丘、港、朝霧、光は、密接な自然観察によるものであると同時に、精神的であり、何か見えないものへの畏怖を感じさせる。 フリードリッヒは、19世紀、ドイツロマン派の代表者である。悲劇的な風景画、という新しい分野を開拓した。これまでの宗教画のイメージを捨て去り、自然を基軸とした絵を描いた。 広大な風景と光に、精神性、象徴性を与え、自然に対する恐れ、畏怖の念を描いた最初の画家である。 フリードリヒ特有の冷たい、厳しい色、澄んだ光、鋭い輪郭は、もの悲しく、孤独で静寂な

  • 蘇民将来伝承社寺一覧表(蘇民将来)「客神の足跡」

  • アハルツィヘの サファラ修道院 (グルジア)

  • 日本国

    「日国」という名の山があるのを御存知ですか。 それは山形県と新潟県の県境に位置しています。山の名前はそのものズバリ「日国」です。名前の由来は諸説あるそうですが、聖徳太子に関わりがあるとの話もあります。 新潟県の日海沿いにひたすら北上を続けた北端に山北町があり、そこからこの山に登ることができます。また、山形県温海町にも登山道が整備されています。標高は555.4mと手頃な高さであり、ハイキング気分で登ることができます。2時間弱もあればゆっくり登り切ることができます。 「日国」の制服を目指して登ってきました。(04.06.20) ***YahooMap***

  • ようこそ阿波名滝へ

    更新、履歴 '08, 9,27更新 お読み下さい '05, 4, 3更新 リンク '08, 9,27更新 さとやまある記 '07, 3,25更新 たびのたび '06, 4,18更新 番外写真館 '08, 5,13更新

  • 新潟県航空史(昭和・戦前編)

  • ヤマネコ山遊記:猫と縁のある山

  • 文献に現れた述語形式と国語史の不整合性について

    メンテナンスの都合上、民間プロバイダ上に置きますが、科学研究費による成果です。 研究は、「口語性」と不連続・不整合を見せる語彙あるいは形態を積極的に取り上げ、その由来、発展の過程を明らかにすることを目的とする。 従来の国語史は、「口語性」という必ずしも実態の明らかでない尺度によって文献を恣意的に選択し、切り取ることによって成立している一面がある。研究はこれとまったく発想を異にし、文献の作り手が国語をどのように認識し、自らの表現を作り上げているかという観点に基づく研究であり、文献が来持っている主体性、表現性を中心とする語彙・語法研究である。また、今までは切り捨てられてきた資料に光を当てることによって、国語のより豊かな実態が明らかになるであろう。研究を押し進めることにより、日語の歴史的な流れは、より重層的・立体的に捉えられることになるはずであり、従来の硬直した国語観にも大幅な改変が迫

  • 『デジタルテキストの技法』(1998)・目次の外側 6.2.1 人名と個人のアイデンティティー」に関連して

    『デジタルテキストの技法』(1998)・目次の外側 家辺勝文著/ISBN 4-89476-100-9/1998年7月25日・初版第1刷/ひつじ書房刊 メディアとコミュニケーション叢書・第1巻 [目次に戻る] 第21期国語審議会の活動報告+公聴会のような意味あいをもつ平成8年度 国語施策懇談会が2月5日〜6日[注:1997年]にかけて東京・港区の国際交流基金会議場で 開かれ、私は二日目の午後のパネルディスカッション「表外漢字の字体につ いての考え方」を聞いてきました。 まず、ここで「表外漢字」の「表」というのは、国語審議会の守備範囲か ら言うと、常用漢字表のことなのでしょうが、議論の多くは、JIS X 0208 の符号化文字集合を強く意識しており、現代における JIS の文字表の重み を再確認させられました。 パネラーは次の通り(敬称略)。 阿辻哲次[あつじ てつじ](京都大学総合人間学部

  • 国語史・日本語学史

    語の歴史と日語研究の歴史 附 日における言語研究の歴史 岡島昭浩 ◎国語学論文集(国語学概論・国語学研究法などもここ。) 上田萬年・藤岡勝二・橋進吉・朝山信彌・ライマン・龜田次郎・岡井慎吾 ◎国語学関係目録 ◎和漢(日中)語文 漢字音研究 日語を中国語音で写した〈中国資料〉 ◎語彙研究・辞書研究 漢語研究・新語辞典・雅俗/俗雅辞典・『言海』・その他 ◎文法研究 ◎音韻研究 ◎方言学関連 ◎文字・表記関連 漢字 ◎雑文・雑考 ◎(出版社・古書店へのリンク・蔵書自慢など) ◎ 会議室は、blogに移行しました。 国語学会 計量国語学会 ◎古典・近代文学文・その他(日文学等テキストファイル) 西国立志編関係 ※国語学関係のページへリンク 池田証寿さんの古辞書とJIS漢字のページ(北海道大学) 佐藤貴裕さんの辞書の世界・江戸時代篇のページ(岐阜大学) (「気になることば」) 柴田

  • 上海:庭園の芸術・『豫園』と光のアート・『外灘』です。

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