作家の吉村喜彦さんによる、酒にまつわる逸話やおいしい飲み方を紹介する連載「in vino veritas(イン・ヴィーノ・ヴェリタス)」。直訳すれば「酒に真実あり」となります。これまで多くの取材や旅を通じて感じた酒の魅力を語ってもらいます。第8回目は、大人だからこそ楽しめる円熟の味わい、コニャックの話。 お酒には、おおざっぱに分けて、醸造酒と蒸留酒の2つのジャンルがある。 醸造酒というのは、糖(甘いもの)に酵母がついて、発酵してできるお酒。アルコール度数は低く、せいぜい20度くらい。 人類最初のお酒は、ハチミツと雨水から自然に発酵してできたお酒=ミードといわれている。 この醸造酒のジャンルには、ワインや日本酒、ビールなどがある。 蒸留酒というのは、醸造酒を蒸留してできるアルコール度数の高いお酒。 簡単にいえば── ワインを蒸留すると、ブランデー。 日本酒を蒸留すると、米焼酎。 ビールを蒸留
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