タグ

2021年3月19日のブックマーク (1件)

  • 別名「廃虚の女王」、朽ちたホテルが国の登録文化財へ マニアに人気 神戸

    国の文化審議会(佐藤信会長)は19日、昭和初期のモダニズム建築ながら放置され、“廃虚の女王”の異名を取る旧「摩耶観光ホテル」(神戸市灘区)など兵庫県内の7カ所20件を、国登録有形文化財(建造物)として文部科学大臣に答申した。全国の新規登録は計132件。県内は累計で728件となる。 県教育委員会によると、保存状態が良くない廃虚が登録されるのは、全国的に異例という。県教委の担当者は「建物のデザイン性や歴史的価値、保存に向けた市民の取り組みなど、総合的に評価されたのではないか」と分析する。 同ホテルは1930(昭和5)年、地元企業の福利厚生施設として摩耶山中に建設された。地下2階、地上2階の鉄筋コンクリート造り。曲面を強調した外壁や半円形の窓といった意匠が、かつての山上リゾート施設を象徴している。61年にホテルに改修されたが、台風被害を受けるなどし、学生向けの合宿所を経て93年に閉鎖された。 閉

    別名「廃虚の女王」、朽ちたホテルが国の登録文化財へ マニアに人気 神戸