■中島隆(中小企業専門記者) 北海道の東部、釧路地方。湿原には越冬のタンチョウが、湖にはマリモがすむ。魚は一年中おいしいが、いまの旬は、シシャモやババガレイなどだ。 この地にある「東邦コンサルタント」は、土地の測量や道路設計、地質調査などをしている。地域とともに歩む会社をおこして半世紀、83歳にして現役バリバリの代表取締役会長、井上淳が、ざっと90人の従業員をたばねている。 会社には、いくつもの書棚があり、本や資料がぎっしりならぶ。週刊現代、ポスト、プレイボーイまである。 大好きな書物にかこまれ、ご満悦のやさしいおじいちゃま。そんな風にしか見えなかった井上が、人生を語りはじめる。 「生まれたのは1928年6月24日です」。関東軍によって張作霖(ちょうさくりん)が爆殺された20日後だ。 7人きょうだいの3番目。父親は公務員だったので、ゆたかではない。旧制中学を卒業して、長野の松本にあった参謀
四谷三丁目駅近く新宿通りから1本入った裏通りに10月29日、フレンチの新店「Due ligne(ドゥエ・リーニュ)」(新宿区四谷3、TEL 03-6380-5867)がオープンした。 杉の木のカウンターが印象的な店内 同店では、フレンチとイタリアンの経験を持つオーナーシェフ・瀬野景介さんによる「パスタのあるフレンチ」を提供。幡ヶ谷のイタリアンレストラン「ディリット」時代の元同僚で、サービス担当の宮部拓也さんと2人で店を切り盛りする。店舗面積は12.5坪。席数はカウンターのみの13席。 瀬野さん自身1人で食事をする機会も多く、「男性1人でも食事ができる店」「自分が行きたい店」をイメージしたという同店。ポーションを小さめにすることで、ワインバーとしての利用にも対応する。 主なメニューは、「エゾシカの赤ワイン煮込み パルマンティエ風」(800円)や「スープ・ド・ポワソン」(900円)、瀬野さんの
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