エナジードリンクの市場規模が一段と高まる気配を見せている。製薬会社から販売されている栄養ドリンクに関しては、ドラッグストアでの販売が中心だが、エナジードリンクに関しては、清涼飲料と同価格帯でコンビニやスーパー、自販機などで気軽に購入できることが魅力となっており、幅広い層から支持が拡大している。 日本のエナジードリンクの市場規模は、2010年時点で飲料市場の約2%に当たる3150万ケース(飲料総研調べ)となっているが、翌年の2011年には前年比で5%増と拡大基調となっている。 エナジードリンクの主力ユーザーは、これまで30―50歳代であったが、炭酸の刺激による気分転換目的から若年層の購入も増加している。今年1月からはエナジードリンクの世界最大手であるレッドブル社がゼロカロリータイプの新製品を日本で発売したことで、ユーザーの関心も一段と高まりを見せている。 大塚ホールディングス(4578)は、