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ブックマーク / fujipon.hatenablog.com (35)

  • 「就活女子大生、乳児殺害遺棄」として語られている事件と、「どうしてそんなことをするのか理解できない人々」のこと - いつか電池がきれるまで

    www.dailyshincho.jp なんてひどい話だ……と思いつつも、僕はこの人の行動をどう解釈していいのか、わからなかったのです。 法廷では、犯行時の詳細な行動が再現された。北井被告は、トイレットペーパー「3巻分」をちぎって3回、赤ちゃんの口に突っ込み、さらに首を絞めて殺害。遺体を持ったまま空港内のカフェに入り、アップルパイとチョコレートスムージーを頼み、写真まで撮っていた。その後、予約していたホテルにチェックイン。スマートフォンで検索して見つけたイタリア公園に向かっていた。 「パニックになって頭が真っ白になった」。被告人質問で犯行動機についてこう答えた北井被告。彼女がもっとも気にかけていたのは、翌日に控えていた航空関連会社の面接試験だった。 「一人では子供を育てていく経済的な余裕がない。就職活動の邪魔になると思った」 なんて無責任な人間! 子どもを殺害したあとに、カフェでアップルパ

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  • あさのますみさんの連載消滅の件で、「またcakesか!」と思った人たちへ - いつか電池がきれるまで

    cakes炎上の結果、私の連載は消滅してしまいました。どうすればこの結果を回避できたのか、出版に関わる全ての人に、ご意見をうかがいたいです。 cakes炎上と、消滅した連載|あさのますみ @masumi_asano #note https://t.co/dEt8Mz5gNq— 浅野真澄@あさのますみ (@masumi_asano) 2020年12月9日 note.com ひどい話だ、と思いつつも、正直、これは僕があさのさんの側からこの話をみているからであって、「自死」を扱うというのは、家族に了解を得ている(あるいは、家族の側も語られることを臨んでいる)とはいえ、リスクが高いのも事実だよなあ、とも感じたのです。 藤村操の華厳の滝での自殺や、人気女性アイドルの飛び降り自殺は、多くの後追い自殺者を生んでしまいました。彼らは別に、自分の真似を他の人にしてほしいなんて思ってはいなかったはずなのですが

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    kaos2009 2020/12/10
    既存マスコミでは対策が進んでる自殺記事のネットメディアでの扱い方
  • 中村哲さんのこと - いつか電池がきれるまで

    dot.asahi.com 僕が中村哲さんのことをはじめて知ったのは、医学生時代のことでした。 アフガニスタンで井戸を掘っている医者がいる。 講義のなかで採りあげられていたのか、同級生との雑談のなかに出てきたのか、書店で著書を見かけたのか、中村さんのことを知ったきっかけは思い出せないのですが、僕の率直な感想は「せっかく医師免許を取ったのに、世の中には変わったことをする人がいるものだな。井戸を掘るより、患者を診るのが医者の仕事だろうに。目立ちたいだけの変わった人なんだな」というものでした。 当時の僕は、自分にはあまり向いていなかった医学部の勉強についていくのに精一杯で、だからこそ、病院の中の世界、「医者とはこういうものだ」という固定観念に縛られていたのです。 のちに、中村さんの著書を読んだり、講演を聴いたりして、僕は自分の知識の浅さと視野の狭さを痛感しました。 中村さんが支援してきたアフガニ

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    kaos2009 2019/12/06
  • この15年間で、僕が「シアター内ひとりぼっち」になった映画について - いつか電池がきれるまで

    www.myprivatecomedy.net 「ひとり映画」か……シアターの扉を開けて、予告編やCMが流れているなか、自分の席に向かいつつ場内を見渡すと、誰も座っていなかったときのなんともいえないワクワク感と居心地の悪さって、ありますよね。 自分のためだけに、映画が1上映されるのか……という感慨と不安。もし、観客ゼロだった場合も、やっぱり映画は上映されるのだろうか……知っている人がいたら、教えてほしい。 そもそも、こんなにお客さんが少ないというのは、やっぱりつまらないのか? まあ、大概はよく見てみると、ひとりやふたりはどこかに座っていることが多いのですけど。 ……えっ? 「シアター内ひとりぼっち」の話じゃないの? 「ひとりで映画を観に行く」=「ひとり映画」なの? たしかに、「ひとり焼肉」と同じ基準で考えれば、そうなるのかな。 僕にとって、「観たい映画はひとりで観に行く」というのはあまり

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    kaos2009 2018/09/28
  • 「大口病院事件と高齢者延命」について、医療従事者としての私見 - いつか電池がきれるまで

    www.news24.jp 大口病院の事件は、僕の周りでもかなり話題になっているのですが、看護師さんたちはみんな「あれはさすがにありえない」と言っていました。長期療養病棟で高齢者と接していて、「どういう状態が、生きているってことだろうか……」「ここまでして、生き続けるのも大変だな……」と思うことはあっても、だからといって、積極的に殺す、というのは別の話です。 この事件がきっかけになったのか、いまの高齢者医療についての告発というか紹介のツイートが話題になっています。 twitter.com このエントリには、こんなブックマークコメントがつけられているのです。 b.hatena.ne.jp うーむ。 僕も医者になってはじめて高齢者の長期療養病棟にアルバイトで行ったときには、かなり衝撃を受けたんですよね。 ずっとベッドに寝たきりで、関節が固まってしまって、喋ることも意思表示をすることも難しく、鼻

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  • 『バニラ・エア』の件で、netgeekの記事に「釣られてしまった」人たちへ - いつか電池がきれるまで

    netgeek.biz これがホットエントリにあがっていて、やれやれ、と思いつつ、ブックマークコメントをみて驚きました。 b.hatena.ne.jp みんな、あまりにも釣られすぎ…… ブックマークコメントも、途中からは「揺り戻し」のように、「こういう煽りに乗せられちゃ危ない」と指摘する人が多くなってきているのですが、この『netgeek』のエントリは、あまりにも書いている人の木島さんへの悪感情が目立っているのです。 abematimes.com 同じ番組をまとめたこのサイトと読み比べてみてください。 (ちなみに、こちらは件の番組を放映したAbemaTVの関連サイト。当は、番組をちゃんと全部観るべきなのですが) だいぶ印象が違いますよね。 同じ材料で、こんなにできる料理は異なる。 冒頭のnetgeekの記事には、書いている人の「木島さんへの嫌悪感」が込められています。 小松靖アナ「木島さ

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    kaos2009 2017/07/01
  • 「正義の味方」という言葉の由来について - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp この『はてな匿名ダイアリー』をみて、僕も以前、なぜ「正義」ではなくて、「正義の味方」なのだろうか?と、疑問になったことを思い出したのです。 実は「正義の味方」という表現は、ずっと昔からあったわけではなくて、太平洋戦争が終わってしばらく経った1958年に放送がはじまった『月光仮面』で使われ始めたのです。 fujipon.hatenadiary.com 『クイック・ジャパン』創刊当初の名物企画から生まれたインタビュー集『篦棒(ベラボー)な人々』のなかで、『月光仮面』の原作者であり、「正義の味方」という表現をつくった川内康範さんが、こんな話をされています。 川内康範:月光仮面は月光菩薩に由来しているんだけど、月光菩薩は来、脇仏なんだよね。脇役で人を助ける。月光仮面もけっして主役じゃない。裏方なんだな。だから「正義の味方」なんだよ。けっして正義そのものではない

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    kaos2009 2017/05/17
    “『月光仮面』の原作者であり、「正義の味方」という表現をつくった川内康範さんが、こんな話をされています。”
  • 「アンタッチャブルな正しさ」で、誰かを徹底的に追い詰めるということ - いつか電池がきれるまで

    nomuch.hatenablog.com b.hatena.ne.jp これは、能町さんの「逆鱗」に触れることだったのだろうな、と思いながら読みました。 僕は能町さんが言っていることが正しいと思うし、北条かやさんという人は、文章を商売にしているのに、あまりにも配慮も覚悟も足りない、と感じています。 これを読んでいて、以前、インターネットで僕のことを批判してきた人たちがいたことを思い出しました。 いや、批判はしょうがないんだけど(まっとうな批判の範疇であれば、いちいち反応もしないことがほとんどです)、人格攻撃や家族にまで言及した誹謗中傷や、「どこそこであの人の悪口を言っていた」とか、根も葉もない嘘まで書かれていたのです。 第三者として読むと、「こんなのどっちが正しいかなんて自明の理なんだから、相手にしないほうがいいんだよ、スルー推奨!」って気分になるのだけれど、当事者としては、「黙っていて

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    kaos2009 2017/03/21
  • 「蘇る『無断リンク禁止!』の世界」の片隅で - いつか電池がきれるまで

    なぜか、ここに来て突然、「無断リンク禁止!」という懐かしい言葉をけっこう目にしています。 「無断リンク」についての議論なんて、もう10年前くらいに通り過ぎてきたつもりの僕としては、もうただひたすら「懐かしい」という感慨しか浮かんできません。 参考までに、10年以上前に書いた「無断リンク」についての記事を上げておきます。 fujipon.hatenadiary.com fujipon.hatenadiary.com 若いですね(とはいっても、10年前でもかなりのオッサンだったわけですが)。 この「無断リンク論争」の話になると、ekkenさんのことを思い出さずにはいられません。 風の噂で、亡くなられたと聞いておりますが、僕が「嫌だと表明している人にあえてリンクして叩くような行為は自粛するべきではないか」と言うと、「それはマナーの問題であり、マナーとルールを混同すべきではない」と諭される、という

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  • インターネットは、「『何を言ったか』よりも、『誰が言ったか』」の世界に「逆行」しているのではないか? - いつか電池がきれるまで

    寄稿している『BLOGOS』というニュースサイトの『BLOGOS AWARD』という企画で、「入選」に選んでいただきました。 「賞罰なし、著書なし」で長年続けてきたこの猿めにこんな賞をいただき、恐縮です。 blogos.com あらためてみてみると、他の人はみんな有名人ばっかりじゃないですか! 大賞は、よしりん(小林よしのりさん)だし! 若かりし頃、『ゴーマニズム宣言』を熱心に読んでいた僕としては、なんだかとても感慨深いというか申し訳ないというか。 場違いも甚だしいのですが、まあ、そういう人もひとりくらい入れておこう、ということなんだろうな、と勝手に解釈しておきます。 正直、こうしてブログを書いていると、叩かれることは頻繁にあっても褒められることはほとんどなく、Google Adsenseの数字が地道に上がっていくのを見ることだけが楽しみ、という、やさぐれた気分になってしまいがちなので、こ

    インターネットは、「『何を言ったか』よりも、『誰が言ったか』」の世界に「逆行」しているのではないか? - いつか電池がきれるまで
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    kaos2009 2016/12/15
  • 『WELQ』と『ほぼ日』の「成長しなければいけない病」 - いつか電池がきれるまで

    japan.cnet.com blog.makicoo.com そうか、DeNAの南場智子会長の夫である紺屋勝成さん、2016年12月5日、一昨日亡くなられていたのか…… fujipon.hatenadiary.com 僕はこの『不格好経営』を読んで以来、南場さんってすごい人だなあ、と思っていました。 勝成さんとの闘病のために、会社の責任ある立場から退く、という決断をしたことも含めて。 病状が落ち着いて、現場に復帰されたと聞いていたので、今回の勝成さんの訃報は寝耳に水というか、このタイミングで、この内容の記者会見に出るのは、南場さんもつらかっただろうな、と考えずにはいられなかったのです。 もちろん、そういう「経営側のプライベートな事情」で、WELQが、いいかげんな「健康に関する情報」を垂れ流していた罪が軽くなるわけではないけれど。 これを読んでいると、組織というのは、急速に成長しよう、させ

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    kaos2009
    kaos2009 2016/12/08
    “自分が貼っているGoogleの広告に全面的に責任を負えているわけじゃないし、グレーゾーンに足を踏み込んでいる”
  • 「何か反論ある?」と長谷川豊さんが仰っていたので、人工透析や医療保険について、お返事してみます。 - いつか電池がきれるまで

    fujipon.hatenablog.com この2016年9月21日のエントリに対して、長谷川豊さんから、こんなふうに言及していただきました。 blog.livedoor.jp 何か反論ある?fujiponさん。 fujiponさん、あなた…現役の医師なんでしょ?ネットをカタカタ叩いてあんな古いデータ持ち出してないで、ちゃんと最新のデータで論じましょう。それくらい出来るでしょうが。 私のコラムを読んで胸糞悪くなってる暇があったらもうちょっと現場で人に話を聞きな。絶対に私と同じこと言うから。汗をかけ、汗を。 なんだかご指名いただいたみたいなので、これを書いているのですが、率直なところ、「反論」っていうけど、長谷川さんがこのエントリで仰っていることへの僕なりの「答え」は、ほとんど冒頭の9月21日のエントリに書いてあると思うのだけど……読んでくれていないのだろうか?と困惑してしまいました。 と

    「何か反論ある?」と長谷川豊さんが仰っていたので、人工透析や医療保険について、お返事してみます。 - いつか電池がきれるまで
  • 賞味期限切れなのは、『Chikirinの日記』ではなくて、「はてなブックマーク」の方じゃないのかな。 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp これを読んで、そういえば僕も最近、『Chikirinの日記』読んでないなあ、なんて思ったんですよね。 そもそも、一日に何回も更新するような、一部のブログと比較すると、更新頻度が少ない、というのもあるのですけど。 d.hatena.ne.jp 冒頭のエントリのブックマークコメントを読んでいると、ちきりんさんに対する批判的なコメントの割合がかなり高いのです。 はてなブックマークを長年利用し、見続けてきた僕としては、ちきりん、イケダハヤト、はあちゅうのお三方は「新・3大はてなブックマーカーに嫌われているブロガー」なので、むべなるかな、という印象ではあります。 b.hatena.ne.jp 僕もちきりんさんの著書を何冊か買っていますし、感想も書いています。 fujipon.hatenadiary.com fujipon.hatenadiary.com fujip

    賞味期限切れなのは、『Chikirinの日記』ではなくて、「はてなブックマーク」の方じゃないのかな。 - いつか電池がきれるまで
  • 乙武洋匡さんと岡田斗司夫さんの「自己肯定感」という魔物 - いつか電池がきれるまで

    http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160323-00506816-shincho-socizasshi.news.yahoo.co.jp http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160325-00000004-spnannex-ent このニュース、最初に聞いたときには「あの乙武さんがねえ……」という、ちょっと信じられないような気持ちになったんですよね。 それは、乙武洋匡さんの人格への信頼というよりは、乙武さんの身体的なハンディキャップから考えると、5人もの女性とうまく不倫を続けていくというのは、ものすごいアクロバティックな行為だと思ったから。 いや、その「行為」そのものが、というわけじゃないんです。 乙武さんは移動も特殊な車いすを使用していて、移乗するのも自分ひとりでは難しい。 ある程度遠出するためには、

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    kaos2009 2016/03/26
  • 「特養落ちた日本死ね」が目立たない理由 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp これを見つけて、たしかにそうだよなあ、と思ったんですよね。 anond.hatelabo.jp 「保育園落ちた日死ね」は国会でまで採りあげられて、社会問題となっているのですが、高齢者介護の問題というのは、保育園問題よりもさらに切実で、今後の見通しも厳しいはずなのに、と。 でも、最初のエントリのブックマークコメントを読んでいて、いろいろと教わるところがありました。 b.hatena.ne.jp 「特養は落ちるものじゃなくて、順番待ちをするもの(そして順番はなかなか回ってこない)」 「準備期間がそれなりにあるから」 「いま親の特養待ちをしているのは50代以降くらいの世代だから、ネットで不特定多数の人々に不満をアピールできるほど、ネット慣れしていないから」 など、さまざまな意見があるようです。 たしかに、いま保育園を必要としている世代は、若い頃からネットが身

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  • ネットの「引きずりおろそうとする力」について - いつか電池がきれるまで

    note.mu このひとりの女性の決断に対して、「はてなブックマーク」でのコメントが容赦なさすぎる、ということで、友達が苦言を呈し、それがまた炎上し……という流れになっているようです。 ちなみに、最初のエントリに対するブックマークコメントというのは、こんな感じ。 b.hatena.ne.jp で、苦言を呈している、彼女の友人のブログがこちら。 aitabata.hatenablog.com そのブックマークコメント。 b.hatena.ne.jp 僕がこの最初の女性の『note』を読んで思ったのは、「まあ、好きにやればいいじゃん、まだ若いんだし」ということでした。 そもそも、こんなに叩かれるような話かね。 僕が「メジャーリーガーになるために、仕事をやめて野球をやる!」とか突然言ったら「オッサン、自分の年と現実を考えろよ!」とバッシングされても当然、ではあると思いますが、この人は、これまで競

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    kaos2009 2016/02/26
    “ ”
  • ネット上のコミュニケーションで、「誹謗中傷」と「批判」を区別することの難しさ - いつか電池がきれるまで

    azanaerunawano5to4.hatenablog.com たしかに、「イエスマンばかりで周囲をかためた社長」とか「秘密警察にすぐ通報される国」みたいなのはイヤだなあ、と思うんですよ。 ネットに閲覧制限もかけずにアップロードしたものは、世界中から見られる可能性があるので、いろんな人がみて、いろんな立場からの意見や批判が出てくることがあるのは、やむをえないし、むしろ健全なことなのだ、というのも同意します。 最近、誹謗中傷と批判を区別できずに「オレを批判するな!」といった意見をよく見かける。 しかし「これは素晴らしい」「いいね」ばかりのコミュニケーションが果たして健全なのか。 ただ、僕自身、長年ネットをやってきているにもかかわらず(というか、長年ネットに関われば関わるほど)、「誹謗中傷と批判って、そんなに簡単に区別できるんだろうか?」という疑問は解消されないままなんですよ。 それは、「

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    kaos2009 2015/07/15
  • 「金八先生の教え」と「江戸しぐさ」の境界 - いつか電池がきれるまで

    www.daily.co.jp 僕は『3年B組金八先生』が「理想の教師像のひとつ」として信奉されていた時代に小学生で、この回もリアルタイムで観ていました。 そのときは、子どもなりに「ありきたりだけど、いい話だなあ」と感じた記憶があるのです。 で、この記事を読んで最初に思ったのは、「でもさ、フィクションのドラマの話だし、そこまで目くじら立てるような話でもないんじゃない?」ということでした。 あのときみんなが感動したのは「学術的に正しかったから」じゃなくて、「人という存在に対してのある種の真理だと感じたから」だと思うし。 それを、いまさらこうして「嘘でした」ということで謝罪されても…… どうせなら、ずっと騙してほしかった、かもしれない。 しかしながら、あらためて考えてみると、やっぱり、こういう発想って、『江戸しぐさ』のような「嘘だけど、いい話」を肯定しているってことなのかもな、という気がしてき

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    kaos2009 2015/04/20
    “「いい話の仮面をかぶって、自分の都合のいいことを信じさせようとする人や勢力」”これはいい話関係なく「いい話に見せかけた『悪い話』」
  • 「野比のび太」受難の時代 - いつか電池がきれるまで

    先日、ある小学校の入試説明会に参加しました。 慶応幼稚舎みたいな超ブランド私立ではなく、地方のちょっとだけ偏差値高めの少人数学校。 ふうん、私立の小学校って、こんな感じなんだな、と校長先生の話を聴いていたのですが、ある説明のところで、ちょっと驚いてしまいました。 「保護者の方々も、お子さんの成績を知っておきたいでしょうけど、ふだんのテストの結果などは、なかなか見せてくれない、なんていう話も耳にします。でも、校なら安心です。保護者のみなさんにパスワードを発行し、学校のホームページから、自分のお子さんの成績を、いつでも、好きなときに見ることができるんです!」 そ、そうなんですか…… うーむ、親としては、たしかに「知りたい」し、「便利」なんだろうな、とは思う。 でも、僕自身が子どもだった頃のことを思い出してみると、「テストの答案を、いつ、どういうタイミングで親に見せるか」という駆け引きって、け

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    kaos2009 2014/06/26
    “保護者のみなさんにパスワードを発行し、学校のホームページから、自分のお子さんの成績を、いつでも、好きなときに見ることができる”
  • 横綱・白鵬さんの「会見拒否」と「人それぞれの事情」 - いつか電池がきれるまで

    参考リンク(1):もう誰もマスコミを信じない 横綱・白鵬の告白(by 木村正人のロンドンでつぶやいたろう) 参考リンク(2):みなさんへ(by 白鵬オフィシャルブログ) 横綱・白鵬の「千秋楽翌日の会見拒否」の理由が、奥様の流産であったことが、自身のブログで明かされました。 流産で奥様も横綱もショックを受けており、そのことについて話せる状態ではないが、会見すると、その話もメディアから出てくるだろうと思ったから、と。 それはたしかにつらいというか、人前に出たくなかっただろうなあ。 それを、メディアは人種差別発言が原因だとか、朝青龍化して傲慢になったとか、根拠もなく報道してきたわけです。 そして、僕も「白鵬、真面目だと聞いていたのに、そんなふうに変わってしまったのか……」と、半分くらい考えていました。 あれこれ邪推して横綱をバッシングしたメディアは、酷い(その酷い内容については、参考リンク(1)

    横綱・白鵬さんの「会見拒否」と「人それぞれの事情」 - いつか電池がきれるまで
    kaos2009
    kaos2009 2014/06/07