Photo by PeteHarlow イングランドの地上絵は古代遺跡か17世紀に作られたものか サーン・アバスの巨人(Cerne Abbas Giant)は、イングランド・ドーセットのサーン・アバス村の丘にある地上絵。あまり観光資源のないドーセット地方の中で有名な観光スポットになっています。 描かれているのは棍棒を持った裸の男性で、立派な部分を堂々と露出させた、まあなんというか、とってもワイルド。全長55メートル、幅51メートルにもなる大きさで、掘られた溝には白いチョークで輪郭が描かれています。 この地上絵の由来はよくわかっておらず、初めて記録に現れるのが17世紀なのでその頃に作られたという説もある一方で、古代ローマやケルトの時代に作られたという説もあります。情報があまりにもなくて、その由来の論争にはまだ決着がついていません。 1. サーン・アバスの巨人とは この地上絵は、管理するナショ
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