中国で、H7N9型の鳥インフルエンザウイルスに感染した人が、ことしに入ってから100人を超え、去年を上回るペースで増えており、もうすぐ始まる旧正月の連休には、生きた鳥を調理する家庭が多いことから、さらなる感染拡大が懸念されています。 中国では、東部や南部を中心に、ことしに入ってH7N9型の鳥インフルエンザウイルスに感染する人が急増しています。 各地の衛生当局などが発表したところによりますと、これまでの感染者は、浙江省で49人、広東省で26人など、中国本土の8つの省と市、それに香港で合わせて101人に上っていて、このうち11人が死亡しています。 H7N9型の鳥インフルエンザは、去年1年間に中国本土と香港で140人以上の感染が確認され、このうち48人が死亡していますが、ことしは1か月足らずで感染者が100人を超え、去年を上回るペースで拡大しています。 特に、旧正月の「春節」の連休には、生きた鳥