女子格闘家の皆さんへのインタビューをある程度継続してきて、 一冊の本へまとめる、一般誌へのアプローチというお話しをいただいて 女子の格闘技を取り上げるには、 どういうテーマが必要かという話になりました。 女の子が格闘技やるなんて!という 初見のビックリは女子格闘技の大きな武器ではあるのですが、 また、それひとつで企画になった時代も、あるにはありましたが その切り口は使いすぎてしまった感があります。 しかし、それでもまだ世間的にはマイナーで 知らない人がたくさんいるのが、女子格闘技というものでもあります。 そして「自分探し」でテーマになったのは、もう何年も前の話で、 何か別のテーマがあるべきだとも言われました。 女子格闘技をはじめて見た人に、ひっかかるものは何なのか。 自分自身は、どうだったのか。 古い自分の観戦記などを見てみたり 選手の言葉だったりを思い返してみて 試合を見ている中でも一番