健康維持には絶対必要 人間の体は、筋肉も血液も、皮膚、髪の毛も、主にたんぱく質からできています。また、一部のホルモン、酵素、免疫体など、生命の維持に不可欠なものもたんぱく質から構成されています。つまり、たんぱく質は健康を維持するためには絶対に必要な栄養素なのです。 人間の体は常に新陳代謝を繰り返しています。たんぱく質も例外ではなく、毎日新旧のたんぱく質が入れ替わっています。その消費される分を毎日きちんと補っていかなければ、「たんぱく不足」になってしまいます。 1日の摂取量の基準値 では、どれくらいの量のたんぱく質を摂取すればよいかというと、次のようにして算出されます。 0.64(A)×100/85(B)×1.1(C)×1.3(D)≒1.08(g/kg/日) (A)窒素平衡を0に維持することができる良質たんぱく質の摂取量 (B)1986年の国民栄養調査結果により日常摂取たんぱく質の良質たんぱ