関西に大手コンビニが出店してから、今月で40年を迎えた。関西最古参のローソンが大阪府豊中市に開いた1号店では12日、40年を祝う式典が開かれた。住宅街、駅前、病院、大学など様々な場所に広がるコンビニ。競争も激しく、各社は関西限定商品を出すなど地域密着戦略を進めている。 1号店は大阪・豊中 周囲にマンションや戸建て住宅が立ち並ぶローソンの桜塚店(豊中市)。1975年6月に開店し、今なお営業している1号店だ。 店舗で12日あった記念式典で、同社の竹増貞信副社長は「現在は約1万2千店を展開しているが、大阪からスタートし、全国のみなさんに愛される店をめざしてきた」とあいさつした。 約130平方メートルの店内には酒や弁当だけでなく、薬、ダイコンやリンゴなど約30種の野菜や果物も並ぶ。写真のプリントや住民票の発行もできる。 40年前、店の姿は今と大きく違った。営業時間は、午前7時~午後11時。広さ約2