音楽を聴く際、イヤホンやヘッドホンだと低音の振動を感じられなくて物足りない。そこで、以前リストバンド型サブウーファー「Basslet」を取り上げたが、重低音ビートを体感できるのは腕にとどまる。 今回は、そんな音楽の振動を体で感じられるウェアラブルスピーカ「Hapbeat」を紹介しよう。東京工業大学(東工大)発ベンチャー企業のHapbeatが、現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援を募集している。 Hapbeatは、サイズ75×75×20mm、重さ150gのコンパクトなデバイス。磁石やネックストラップ、クリップなどを使って衣服のお腹辺りに取り付け、巻き尺のように引き出したひもを腹囲計測の要領で回して装着する。スマートフォンやメディアプレーヤと無線接続して音楽を再生すると、ひもを通じて音楽の振動が体に伝わる仕組みだ。再生音は、Hapbeatに挿したイヤホンで聴ける。