俳優でミュージシャンのピエール瀧被告がコカインを使用したとして麻薬取締法違反の罪に問われている裁判の初公判で、被告は起訴された内容を認めました。一方、検察は懲役1年6か月を求刑し、5日ですべての審理が終わりました。 ピエール瀧、本名・瀧正則被告(52)はことし3月、東京 世田谷区のマンションでコカインを使用したとして、麻薬取締法違反の罪に問われています。 5日、東京地方裁判所で初公判が開かれました。 瀧被告は黒っぽいスーツで紺色のネクタイを身につけ、裁判官に一礼をしてから法廷に入りました。そして、裁判官から、法廷の中央にある証言台に立つように促されると「はい」と答え、手を前に組み、裁判官のほうに背筋を伸ばして立ちました。 裁判の冒頭で裁判官から名前を確認されると「瀧正則です」とはっきりとした口調で答えました。また職業について尋ねられると、被告は「ミュージシャンをやっていましたけど、事務所に