2012年01月05日 07:37 カテゴリサイエンス最前線〜動物・植物・微生物 世界一小さいハチの脳 Posted by science_q No Trackbacks Tweet 『Arthropod Structure & Development(節足動物の構造と発生)』11月号には、体の大きさのわりに大き過ぎる脳が、脚の中にまではみ出しているというクモの報告があり、ナショナルジオグラフィックニュースでも紹介されていましたが、同誌の新年1月号では、世界一小さいハチの脳について報告されています。 アザミウマタマゴバチの一種である寄生バチ(Megaphragma mymaripenne:写真上)は、体長約0.2mmで、単細胞生物であるゾウリムシ(写真下)よりも小さく、世界一小さいハチとして有名ですが、その脳の大きさも桁外れに小さいのです。このハチの脳は、約4600個の神経細胞でできている