世の中が複雑化し、ストレスにみちみちている今日、男性にも女性にも自律神経失調に悩む人は多く、自律神経失調症は一種の文明病、現代病とさえいわれています。 原因のはっきりしない頭痛、めまい、疲労感、不眠、食欲不振、ふるえ、四肢の冷え、発汗異常、動悸、息切れ、胸痛、便秘、下痢、朝起きるのがつらい……など、自律神経失調といわれる症状は、実に多様です。 こうした、はっきり病気ではないけれども気分がすぐれない訴えを、専門家は不定愁訴と呼び、医師の診断を受けると、自律神経失調症と診断されるわけです。 そして私たちは、なんとなくわかったようなわからないような気分で、自律神経失調という言葉を使っているわけです。 西ドイツでは、こうした自律神経失調症の人には、サウナ浴による自律神経の機能強化の訓練を指導しています。 自律神経とは 反対の働きをする神経が、私たちの臓器を支配しています 西ドイツの指導法をみる前