在位期間が歴代もっとも短い国王を発表します 2019年に明仁天皇が譲位なさりました。在位期間は31年です。先代の裕仁天皇は62年の在位期間でした。2022年9月に崩御されたイギリスのエリザベス2世の在位期間は68年でした。 何となく国王の在位期間は最低でも十数年以上は続くような感覚がありますが、歴史上は信じられないほど早く国王の椅子から転げ落ちてしまった人が多くいます。 今回は歴代の在位期間が短い国王TOP10を紹介します。 10位:ロシア皇帝・ピョートル3世(185日) 妻エカテリーナのクーデターを受けて失脚 ピョートル3世は昔から大変なドイツ贔屓で、特にプロイセン王フリードリヒ2世の大ファン。ミリオタで、軍服を好んで着たり、部屋におもちゃの兵隊を並べて遊ぶことを好み、成人してからも子どものような言動が目立つ人物でした。 一方で妻ゾフィー(後のエカテリーナ2世)は読書を好む知的な女性で芸