米アップルのマウスや無印良品の壁掛けCD――。1991年に設立した米IDEO(アイデオ)は、デザインの世界では消費者をあっと言わせる製品を次々と手がけてきたことで知られる。米日用品大手のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)や飲料大手の米ペプシコ、高級ブランドの伊プラダなど、同社の顧客リストには各国の名だたる企業がずらりと並ぶ。 「世界で最もイノベーティブな会社」にも選ばれたことがあるIDEOは、なぜ20年に渡ってデザインの世界で君臨し続けられているのか。その秘密をIDEOのキーパーソンが明らかにする。1回目は日本拠点のトップであるサンジン・リャン氏が、IDEOが大切にする「思考の流儀」を語った。
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