「俺を誰だと思ってるんだ。斎藤さんだぞ?」 12月6日、5年ぶりに行われた漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2015』(テレビ朝日系)。 メイプル超合金、馬鹿よ貴方はと強烈なキャラ2組から始まり、司会の今田耕司も思わずも「やべぇヤツの大会になってません!?」とコメントするほどのスタート。終わってみれば、敗者復活から勝ち上がったトレンディエンジェルが11代目王者の栄冠に輝き、2人の額も輝きを増した。 観ていて心地いい大会 これまで島田紳助や松本人志、オール巨人など、言わばお笑い界の“権威”が審査員を務めてきたM-1グランプリ。今回、5年ぶりに復活するにあたって審査員を一新。歴代のM-1チャンピオン9名が審査員席に並んだ。その結果、スタジオ内で一番芸歴が長いのは司会の今田耕司になった。 今回のM-1グランプリ、もちろん緊張感はあるにせよ、これまでのピリピリムードとはすこし異なるように感じた。観