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ブックマーク / politas.jp (11)

  • デニーさんが沖縄県知事になると(finalvent)|ポリタス 『沖縄県知事選2018』から考える

    デニーさんという人は信頼できる 私が今も沖縄県民だったら、今回の沖縄県知事選挙ではためらうことなく、玉城デニー候補(58)に投票するだろう。理由はとても単純である。私は彼、「デニーさん」と直接話したことがある。彼の、笑みを絶やさぬ穏やかで優しい語り方から、その人柄に感銘したからである。この人は信頼できると思った。そして、米兵を父に持ち、コザ暴動の時代も体感しただろうこの人は、沖縄というものを知っていると確信した。 米兵を父に持ち、コザ暴動の時代も体感しただろうこの人は、沖縄というものを知っている それは1996年、地位協定と米軍基地縮小をめぐる県民投票が迫るころ。私も沖縄県民だった。沖縄島中部のコザに拠点を置くコミュニケーションFMラジオ局、FMチャンプラの夜の生特番に、ちょうどその年に大阪から沖縄に移住してきた沖縄人二世の仲村清司さんと一緒に呼ばれた。2年ほど前に「ウチナー婿(沖縄県民

    デニーさんが沖縄県知事になると(finalvent)|ポリタス 『沖縄県知事選2018』から考える
  • 憲法24条を「女だけの問題」にしてはいけない(深澤真紀)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    自民党や日会議が、憲法改正のとば口のひとつとして憲法24条に目をつけたのは、敵ながらうまいところをついていると思う。 まず24条は、9条に比べて話題になりにくいのだ。 たとえばYahoo!ニュースで「憲法24条」を検索すると、ニュースの数は28。一方の「憲法9条」は389で、14倍近い差がある(ともに2016年6月30日現在)。そもそも9条の内容を知らない人はいないだろうが、24条の内容を知っている人は多くないだろう。 家族と婚姻の基原則である24条改正の、どこが問題か では家族と婚姻の基原則である24条改正の、どこが問題か。現行憲法を見てみよう。 第24条 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基として、相互の協力により、維持されなければならない。 2 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、

    憲法24条を「女だけの問題」にしてはいけない(深澤真紀)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
    kash06
    kash06 2016/07/08
    深澤真紀さん相変わらず鋭いし、押しつけっぽさがない。
  • 日本の「選択」はどうして「困難」なのか?(冷泉彰彦)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    選挙のたびに、日の「議会制民主主義」には「選択が難しい構造」があると思います。それは、外交・軍事政策の対立軸が、経済・財政政策の対立軸よりも前面に出てしまうという問題です。 特に今回の参院選では、民進、共産、社民、生活の4野党が部分的な選挙協力をしていることで、この問題が「見える形」になっています。ですが、これは今に始まったことではありません。 もちろん、外交・軍事という問題は重要です。ですが、前世紀の状況とは違って、個々の有権者にとって経済・財政政策の重要性は非常に高まっているわけです。 Photo by kevincure (CC BY 2.0) 現在の雇用に満足している人は少ないですし、引退世代は年金の先行きに不安を持ち、子育て世代は眼前の保育や教育費の問題だけでなく自分たちの子どもが大人になった時の日の産業や財政を心配する、その切迫感は大きなものがあります。 慢性的な「デフレ構

    日本の「選択」はどうして「困難」なのか?(冷泉彰彦)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
    kash06
    kash06 2016/07/02
    人が何に政治性を感じるか問題。私たちが争点に出来ないのもあるし、想いはあっても、誰も争点として上げてこないから反応できないとも。
  • 永遠に「敗戦」が続く国で(田村淳)|ポリタス 戦後70年

    戦後70年にあたり、僕がいま、自分の中でどうもうまく腑に落ちていないことを、みなさんに聞いてもらいたいと思います。それは「日はいつまで敗戦国なんでしょうか?」ということです。 僕は1973年生まれなので、敗戦国である日に生まれ育ち、敗戦国というのが何なのかわからないまま大人になりました。どうしたいきさつで日戦争に負けたのか、そうしたことにはっきりと関心を持つようになったのは、35歳になってからです。 僕は山口県の出身で、広島と長崎に親戚がいます。子供のころ、夏休みになるとどちらかの親戚の家に遊びに行きました。そうすると、いとこのおばちゃんとかから当然のように「ここに原爆が落ちた」という話を聞く。あとは『はだしのゲン』の漫画を学校で読んだり、終戦記念日には意味がわからないながらも黙とうを捧げたり、育った環境からか戦争への意識は高いほうでした。 それでも、子供の僕が持っていた戦争のイメ

    永遠に「敗戦」が続く国で(田村淳)|ポリタス 戦後70年
    kash06
    kash06 2015/10/03
    日本にとってはそれが敗戦だったなら、アジア・アフリカには植民地化だったろう。欧米と呼ばれる国も、冷戦終結やベトナムや中東で、傷を負って考えたんじゃないかな。人類がそれぞれ引っ提げた原罪の行く末を。
  • 三つの寂しさと向き合う(平田オリザ)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ

    金子光晴の『寂しさの歌』の中に次のような一節があります。 遂にこの寂しい精神のうぶすなたちが、戦争をもってきたんだ。 君達のせゐじゃない。僕のせゐでは勿論ない。みんな寂しさがなせるわざなんだ。 寂しさが銃をかつがせ、寂しさの釣出しにあって、旗のなびく方へ、 母やをふりすててまで出発したのだ。 かざり職人も、洗濯屋も、手代たちも、学生も、 風にそよぐ民くさになって。 誰も彼も、区別はない。死ねばいゝと教へられたのだ。 ちんぴらで、小心で、好人物な人人は、「天皇」の名で、目先まっくらになって、腕白のようによろこびさわいで出ていった。 そしてこの長い詩は、以下のような一節で終わります。 僕、僕がいま、ほんたうに寂しがっている寂しさは、 この零落の方向とは反対に、 ひとりふみとゞまって、寂しさの根元をがつきとつきとめようとして、世界といっしょに歩いてゐるたった一人の意欲も僕のまわりに感じられない

    三つの寂しさと向き合う(平田オリザ)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ
    kash06
    kash06 2015/08/16
  • 辺野古「泥沼化」で変質した沖縄と本土の関係(finalvent)|ポリタス 沖縄・辺野古――わたしたちと米軍基地問題

    ポリタスから「辺野古移設問題」について寄稿を依頼されたとき、私が最初に思ったのは、その呼称への微妙な違和感だった。間違いだと言いたいのではない。この問題をそのような呼称で受け止めることにすら難しい問題が含まれているだろうと思えたのである。そこであえて「辺野古移設問題」と括弧を付けてみた。重点の置き方としては「普天間飛行場移設問題」としてもよい。なお、私がこの問題に言及するのは、自著『考える生き方』でも述べたように、1994年から2002年まで沖縄県民として、その土着の親族構造の内部で暮らしたことに加え、縁があって一部ではあるが、政界、大学、メディア、自衛隊、米軍などの内情を直接伺う機会があったことによる。 「泥沼化」後にあり得る3つの可能性 まず、ポリタス編集部から問われた「泥沼化している普天間基地の辺野古移設問題についての今後の見通し」について答えたい。3つの可能性があると思われる。 1

    辺野古「泥沼化」で変質した沖縄と本土の関係(finalvent)|ポリタス 沖縄・辺野古――わたしたちと米軍基地問題
    kash06
    kash06 2015/06/29
    「説明はした」「こちらからは言った」けど、相手がメッセージを受け取れていないまま話を進めて炎上したビジネス案件と、どこか似たような…うっ、頭と腹が…
  • 沖縄の怒りを甘くみてはいけない(田原総一朗)|ポリタス 沖縄・辺野古――わたしたちと米軍基地問題

    2015年5月29日の深夜、沖縄から朝生をやった。テーマは沖縄の米軍普天間基地の辺野古移設問題。2012年の土復帰から40年目のときも沖縄から放送したが、沖縄では盛り上がるのに土では視聴率は振るわなかった。去年の沖縄県知事選のときにも書いたけれど、それは僕の番組だけじゃない。どこの局も、大体沖縄のことをやると視聴率が上がらないのだ。ひどい話だが、つまり土の人間は沖縄に興味がないのだ。だからこそ沖縄をテーマに議論し、沖縄のスタジオから放送することに意味があると思った。 放送前は、僕は沖縄の人がもっと土はなんだ、政府はなんだとボロクソに言うのではないかと思っていた。積していた怒りが激しい批判となり、収集がつかなくなるのではと予想していた。しかし実際に議論が始まるとそうならなかった。難しさを感じているうちに、パネリストの樋口耕太郎さんが、こう言った。 「沖縄の街は静かでしょう。それは車

    沖縄の怒りを甘くみてはいけない(田原総一朗)|ポリタス 沖縄・辺野古――わたしたちと米軍基地問題
    kash06
    kash06 2015/06/29
    問題が少し拡散しているが、私達の社会に「〜〜問題」が多すぎて、結果的に最大公約数的なものには薄く広く関心が集まること自体が絶対悪ではなく、当事者にとっての重要度を軽く見る事が何よりの齟齬だと思う。
  • 【総選挙2014】しがらみが消えた社会で人は投票しなくなる(松沢呉一)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    <imgsrc="http://politas.jp/assets/images/article/2014/1214/matsuzawa_1.jpg" alt=""> Photo by Don McCullough(CC BY 2.0) 私の書くことを読んでも、今回の投票にはなんの参考にもならないことを最初にお断りしておきます。しかし、このまま投票に行かないでいると、大変な損をする時代が来ることだけはご理解いただけようかと思います。 「周りに自民党支持者なんていない。いったいどこに存在しているのか」と言う人がよくいて、そこから「不正選挙が行われている」などと言い出す人も出てくるのが常ですけど、選挙運動の手伝いをすると、そういう人たちの存在を意識することになります。どこの誰かはわからなくても、輪郭くらいは見えてくる。 自民党に限らず、なんらかの団体を支持母体にしている候補者はその票数を的確に

    【総選挙2014】しがらみが消えた社会で人は投票しなくなる(松沢呉一)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
    kash06
    kash06 2014/12/14
    一連の記事の中でも、最も鋭い指摘だと思う。
  • 若者を追い込まない「東京」にするために(安田菜津紀)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える

    当の“豊かさ”とは何だろう 「どうしてこんなにたくさん人がいるのに、誰も目を合わせずにただ通り過ぎていくんだろう」。今から10年前、高校生だった私が新宿駅に降り立って感じた率直な気持ちだ。これまで当たり前のように歩き回っていた場所に突然感じた違和感。このとき私はちょうど、はじめてカンボジアに赴いた帰りだった。 カンボジアでは貧困に喘ぐ厳しい現実がある反面、人同士の生きたつながりが残されていた。首都プノンペンの中でさえ、赤の他人と路上で談笑することが珍しいことではなかった。首都から少しでも離れれば、事の火をおこすところからすべてが手作業。当時は栄えている場所でもほとんど信号を目にすることがなく、道路を渡るにも運転手と歩行者がコミュニケーションをとらなければ成り立たない。不便どころか危険すら感じるのだが、その分誰かとつながっている、誰かに必要とされているような感覚の中で常に過ごすことができ

    若者を追い込まない「東京」にするために(安田菜津紀)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える
    kash06
    kash06 2014/02/03
    最初から相談できないだけでなく、最後に行き着いたと思ったところでも追い詰められるなんて。親がまともで元気だったり、誰かがいてくれたり、運が無ければ助からない? 力不足を嘆いても運任せを認めたくない。
  • 二元論は危ない(江川紹子)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える

    困ったなあ……。 今回の都知事選のことを考えた時に浮かんでくる言葉がこれ。ここ数年の政治イベントの中でも、今回の都知事選ほど気持ちが乗らない選挙はない、というのが私の正直な気持ちだ。 だいたい、世論調査で有力視されている2候補の政策集の筆頭に掲げられているテーマが、片や「史上最高のオリンピック・パラリンピック」で、もう一方が「原発ゼロ」。地方自治体の長を選ぶ選挙にしては、都民の実生活とは遠いところに候補者たちは大きな風呂敷を広げる。 確かに、パラリンピックは超高齢化社会に対応したまちづくりのいいきっかけになると思うし、そうしてもらいたい。また、原発を巡る問題を政府が悪い、東電が悪いとばかり言ってないで、都民が自らの課題としてエネルギー問題を考えることは大切だし、最大のエネルギー消費地である東京の省エネが、原発依存からの脱却には欠かせない。 けれども、オリンピックの大会組織委員会は森元首相を

    二元論は危ない(江川紹子)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える
    kash06
    kash06 2014/01/30
    それぞれの主張の間に、なんか、ものすごい空白を感じて、そこに収まる人たちの行き場が確かに無い。
  • 残念だった都知事選に咲いた家入さんという一輪の花(クロサカタツヤ)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える

    家入一真さんが出馬表明したので、この原稿をお引き受けしました。 逆に言えば、津田大介さんから久々に連絡をもらった時、最初はお断りしようかと思っていました。だって津田さん、最近ツレないんだもん。ぼくもリムっちゃったもんね。ふーんだ。 仲睦まじかった頃の津田さんと私 撮影:いちる さておき。都知事選、当につまらないなと思っていました。理由は単純で、取りざたされている候補者が、揃いも揃って、高齢者ばかりだから。 東京は日を代表する、いや(まだ今のところは)ワールドクラスの、大都市です。そんな東京の首長を決める選挙の候補者が、高齢者しかいないというのは、日の現実を残念なほど如実に表しています。 図1:人口の平均年齢、中位数年齢および年齢構造指数:中位推計 (http://www.ipss.go.jp/pp-newest/j/newest02/3/t_4.html) 出所:国立社会保障・人口問

    残念だった都知事選に咲いた家入さんという一輪の花(クロサカタツヤ)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える
    kash06
    kash06 2014/01/25
    残念な都に咲く一輪の花、キュアイエイリ!
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