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2008年1月21日のブックマーク (1件)

  • 書評『恋する天才科学者』 | 科学技術のアネクドート

    科学に興味がない人たちに興味をもってもらうための試みはさまざま。このほんもその一つといえましょう。科学に興味はない色恋好きは、読んで科学に興味わくでしょう。色恋沙汰に興味のない科学好きは、よんでびっくりするでしょう。 『恋する天才科学者』内田麻理香著 講談社 2007年 256ページ 「天才と変人は紙一重」などとよくいわれる。この『恋する天才科学者』を読むかぎり、この説はどうやらたしかなようだ。 科学革命が起きた17世紀から、原爆が使われた20世紀まで、歴史に残る科学者たちの、恋の“事情”または“情事”を、つぎつぎと紹介していく。登場する科学者は、アイザック・ニュートン、マイケル・ファラデー、アルバート・アインシュタインなど、有名どころばかりだ。こうした科学者たちを手玉にとって品定めをする著者の開きなおりぶりはおみごとだ。 科学者たちの“変人”ぶりがわかる最たる例は、そんな著者から「科学者