「日本版GPS“みちびき”本格始動で数センチ級精度の位置情報取得が可能」は本当か:ものになるモノ、ならないモノ(78)(1/2 ページ) 衛星測位に関し、複数のアプリ開発者の、真偽に疑問符が付く言説に接した。それは、「日本版GPSが本格始動すれば、数センチの精度で位置情報の取得が可能」というものだ。スマホの測位機能だけでそこまでの精度が確保できるものだろうか。「数センチ級精度の疑惑」を晴らすべく、日本版GPS衛星「みちびき」を所管する内閣府と一般財団法人衛星測位利用推進センター(SPAC)に話を聞いてきた。 スマートフォン(スマホ)にとって位置情報サービスは、欠かせぬ機能となった。例えば、iPhoneの「設定」アプリ内「プライバシー」→「位置情報サービス」を開いてみると、「こんなアプリまで位置情報利用しているの?」と驚かされる。そこには、実用系からゲームに至るまで、あらゆるジャンルのアプリ
衛星を利用した航法システム(測位システム)といえば「GPS」がよく知られています。もはや航法システムの代名詞のような存在となっていますが、あくまでGPSはアメリカ国防総省の運営するシステム。これに対してヨーロッパで民間主体の衛星測位システム「ガリレオ」の開発が進められ、2016年12月15日にとうとう運用が始まりました。 What is Galileo? / Galileo / Navigation / Our Activities / ESA http://www.esa.int/Our_Activities/Navigation/Galileo/What_is_Galileo Galileo navigation satellite system goes live | Science | DW.COM | 15.12.2016 http://www.dw.com/en/galileo
結論 位置情報を使ったiOSアプリの開発では、Xcodeの位置情報エミュレート(偽装)機能を使うとデバッグが簡単になる。 背景 ポケモンGoのような位置情報を扱うアプリケーションを開発する際、デバッグのために歩きまわっていては工数が増大する。 部屋にいながら指定した位置に移動したり指定した場所を歩き回れたら便利! 位置情報のエミュレート方法 GPXファイルの作成 通過経路を緯度経度で示したtest.gpxを作成する。 <?xml version="1.0"?> <gpx version="1.1"> <wpt lat="35.62053534011689" lon="139.7733771800995" /> <wpt lat="35.62682738390902" lon="139.76936012506485" /> <wpt lat="35.62824467347681" lon="
GPS を掴むのになんだか異常に時間が掛かるんだけど…、という時に試す価値がある、かもしれない、A-GPS データの強制ダウンロード方法を説明しておきます。 知ってる人は昔から知っている常識技ですが、知らない人は知らないと思うので。 どうしてこれが必要になるのか、という話は後回しにして、とりあえず、先に操作方法から説明します。 A-GPS データの強制ダウンロード方法A-GPS データを強制ダウンロードするには、次のアプリをインストールしておきます。 GPS Status & Toolbox - Google Playアプリを起動したら、メニューを開いて「A-GPSの管理」をタップ。 下の画面で、「ダウンロード」ボタンを押します。 あとは、自動でGPS支援データがダウンロードされます。 A-GPS データの強制ダウンロード方法は以上です。 効果は数日程度、とのことですが、機種によっては1日
その場所の高さを示す「標高」という言葉には、実は厳密な定義があります。「標高5m」というのは、海面が5m上昇した場合に海岸線になる位置という意味で、基準はその場所の平均海面の高さです。標高が同じ2地点を、パイプで結び水で満たした場合、「水準」という言葉が示すように水はどちらにも流れません。もし流れるようなことがあれば、そこに標高差があることになります。 水を使えば標高が同じ場所を知ることができますが、いっぽう標高が同じ2地点が「地球の中心からも等距離」であるわけではありません。 ある場所の地下に重い岩石が集まっていた場合、周囲より重力の値は大きくなります。そして水もそこに引き寄せられます。たとえば湖の中央付近に重い岩石があったなら、その真上で水面は盛り上がって見えるはずです。 地球の重力は細かく見ると場所によって異なっており、「水面が盛り上がる」ような現象は世界各地で起こっています。「標高
「京都のインスピレーションがイングレスを生んだ」 ――開発者が語るジオメディアの本質~Niantic アジア統括本部長 川島優志氏2015/11/16 ARを活用したネット上での位置情報ゲーム「イングレス」が、世界的に注目を集めている。「青」と「緑」の2陣営に分かれて陣地を争うというのが大まかなゲームのルールだが、実際のリアルな空間ともリンクしているなど、単なるネット上のゲームにはとどまらない奥深さを持ち、熱狂的なファンも多い。現在は組織として独立しているが、もともとグーグル内の社内ベンチャーとしてイングレスが開発されたことも興味深い。このような位置情報を活用したネットサービスは、「ジオメディア」などとも呼ばれ、IT領域の最先端の一つでもある。今回は、そのイングレスのデザイナーとして著名な川島優志氏に話を伺った。 (聞き手: 電通デジタル・ビジネス局計画推進部長 小野裕三) 「イングレス」
スマホの普及で、すっかりおなじみになったGPS。測位衛星を使い、現在位置を把握する機能だ。何気なく使っていると忘れがちだが、そもそもはGPSは米国の軍事技術を利用している。軍事衛星の一部の機能を民間に開放している状態で、「戦争など有事の際には、GPSが突然利用できなくなる恐れがある」(専門家)のだ。 そもそも、衛星測位システムの総称は「GNSS」(Global Navigation Satellite System)。うち、米国が運用しているものを「GPS」(Global Positioning System)と呼ぶ。現在、31基が稼働中だ。 米国のGPSに頼らず、自前でGNSSを構築・運用している国もいくつかある。例えばロシアは「GLONASS」(グロナス)と呼ばれる衛星測位システムを持ち、24基を運用中。同じく中国も「北斗」(バイドゥ)というシステムを構築している。すでに15基が打ち上
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 進む世界の衛星測位環境整備 私たちが普段利用しているGPSは、Global Positioning Systemという米国の衛星測位システムのことを指す。日本は24時間利用可能な衛星測位システムを持たないため、米国が運用するGPSを利用している。 位置を測位するには、最低4機の測位衛星の信号を受信できる必要があるが、米国は全地球をカバーするために2月24日時点で31機のGPS衛星を運用し、最低24機のGPS衛星のコンステレーション(人工衛星の一群やシステム)によって地球上ほぼすべてのエリアでサービスを提供している。GPSはもともと軍用に整備されたものだが、1990年代に民間に開放されたことにより、受信機などの技術開発が進み、位置情報関連
インドア・ポジショニングと呼ばれる、屋内で位置を決定する新技術の登場が相次いでいるが、この市場で波紋を起こしているのがIndoorAtlasだ。GPSシグナルの届かない建物内で位置を特定するために、通常はWiFiシグナルが利用される。 ところが、IndoorAtlasというベンチャー企業は、WiFiシグナルではなく、建物の磁気特性を利用して位置を特定する技術を開発した。ピンポイントで位置を特定できるのに加えて、ハードウエア機器が不要なのだ。 IndoorAtlasは、カリフォルニア州Mountain Viewに拠点を置くベンチャー企業である。創設者兼CEOのJanne Harverinen教授(下の写真)は、DEMO Enterpriseカンファレンスで、製品デモを交えてIndoorAtlas技術について説明した。
デジライフNAVI 目まぐるしいほどの進化を続けるデジタルの世界。最新の商品やサービスをいち早くキャッチアップし、最先端のトレンドをナビゲーションします。 バックナンバー一覧 スマホの主要な機能の一つである「地図アプリ」。グーグルマップやアップルの地図アプリなど、GPS(位置情報)に合わせて地図データをネットからダウンロードして、移動中でも地図を次々と更新していく。いまでは当たり前に使われている機能だ。 しかし、このような“クラウド型”の地図サービスが浸透したのは最近のことだ。1980年代に日本が世界に先駆けて実用化したカーナビゲーションや、パソコン用の地図アプリが使われるようになっても、容量が大きい地図データは、長年にわたって端末内に内蔵する方式が採られてきた。 内蔵型の難点は、道路や施設が更新していても情報は古いままで更新されないこと。そのため、毎年「○○年版」という形で更新データが販
AppBank の主任です。 GPS を搭載していない iPod touch や Wi-Fi 版 iPad の現在地を表示できることをご存知でしょうか。 位置情報サービスをオンにして Wi-Fi に接続していれば、様々なアプリで現在地を測定・表示することができます。 いったいどのような仕組みなのでしょうか? そこで今回は「Wi-Fi だけで現在地を測定できる仕組み」を解説いたします。 Wi-Fiで現在地を測定する際に必要なもの Wi-Fi だけで現在地を測定(測位)するには「Wi-Fi アクセスポイント」と「インターネットに接続できる環境」が必要です。 さらに設定アプリの「位置情報サービス」と「Wi-Fi」をオンにする必要があります。 ちなみに Wi-Fi での測位は iPod touch や Wi-Fi 版 iPad だけではなく、iPhone や Cellular 版 iPad でも可
ロンドン証券取引所の近辺で、衛星から送られてくるGPS(全地球測位システム)信号を何者かが妨害している。その現象は毎日発生し、日によっては10分間も続く。車のナビゲーションシステムが機能を停止したり、金融機関が取引の発生日時を記録するタイムスタンプが影響を受けることもある。 だが外国勢によるサイバー攻撃というわけではない。このような事象をモニターする英クロノス・テクノロジーの創業者で専務取締役のチャールズ・カリー氏によると、最も考えられる「犯人」は、上司からの位置追跡をかわそうとする運搬トラックの運転手だ。 普及するGPS電波妨害装置 GPS信号は微弱だ。カリー氏は、20ワットの電球1つを1万9300キロ先から見ているようなものだと言う。一方、GPS電波妨害装置は安価で販売されている。ダッシュボードに取り付けるタイプは50ポンド(約7500円)ほどで手に入れることができる。 現在、この妨害
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く